一昨日は遅番(私は遅番~22:15のケースが多いですが…)でした。19:30頃、そのお客さまはやってこられました。
私「今日は早いんですね」
お客さま「実家で療養してまたここに戻ってきますから」
お客さまはご自身が伝えたいことを最初におっしゃったようです。
私は驚いて次の言葉が出ませんでした。
私「…」
お客さま「先日(注:会社の健康診断の結果を見せられたときに○○運輸㈱って書いてあったので、運送業をなさっているんだなというのはわかっていました)わかったと思いますが、大井埠頭でコンテナの運搬をやっています。トレーラーです」
私「そうだったんですね」
お客さま「もう、7年やってますね。牽引の免許を取るのに大変でした」
私「トレーラーを運転しているときに眠くはならないですか」
お客さま「それがこれ(新トニン)を飲んでいると眠くならないんです」
私「やはり、そうなんですね」
お客さま「こういうの(新トニン)を飲んでいる人って世間からすれば中毒っていうか…」
私「そうですね俗に「ラリる」って言いますかね」
お客さま「そうそう。なので、こういう用途で飲んでいると言うこともわかってもらいたいですね」
確かに、タクシーのドライバーさんもうちのお店で眠気覚ましをまとめて買っていかれますから、眠気対策で新トニンを使っている面もあるのかなと思いました。でもまぁ、「新トニン」の常用を正当化する言い訳のようにも感じられ、中々止められない理由のひとつなんだろうなと思いました。
お客さま「25日から実家で療養してまたここに戻ってきますから。そしてできれば余分なお腹の脂肪も取りたいと思ってます」
とお腹をさわりながらおっしゃいました。
お客さま「いただいて行っても良いですか」
私「はい。もちろんどうぞ」
そして「新トニン」を買って帰って行かれました。
これはかなり決意が固いなと思いました。25日まで少し時間があるのでもう何日かお会いできるのかなとも思いますが、うまく薬物依存から脱却できるように願いたいです。