ゴジラの逆襲 鑑賞

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ヤクルトは1日1本だろうが


特撮は1日に何本でもいけまっせ(何w





てわけで、今日は日本を代表する特撮映画シリーズ、ゴジラの2作目にあたる


ゴジラの逆襲を鑑賞しました。


今から51年も前の映画です。




簡単にあらすじの説明を。


漁業会社の月岡は、岩戸島付近に不時着した同僚の小林を救出に向かうが

その島で巨大な2頭の怪獣の激突を目撃する。

そのうちの1体はあのゴジラであることが判明し、1頭目のゴジラを葬った芹沢博士の言が正しかったことが判明。

さらにもう1体はその特徴から凶暴な性質を持つアンキロサウルス、通称アンギラスだと断定。

岩戸島で交戦した2体は海に転落し、姿を消してしまう。

そして日本中が2大怪獣の恐怖へとおびえることとなる。

四国方面に進撃してきたゴジラは大阪方面に進路を変えて、大阪湾に進入。

光に対する反応を利用し、沿岸から沖合いへおびき出そうと照明弾を落下。

そのままゴジラは沖に行くように見えたが、おりしも囚人護送車から囚人たちが脱走。

警察官との銃撃戦の末に、護送車を強奪するが追跡を振り切れず運転を誤り、石油タンクに激突。

巨大な爆発と火炎をあげた大阪湾に再び進路を変えたゴジラは再び大阪湾に上陸。

それに呼応するかのように、続けてアンギラスも大阪湾に姿を現した。

銃撃を行うも、全く意に介さず激闘を繰り広げる2体によってたちまち焦土となる大阪湾。

戦いの舞台は大阪城に移り、激化する死闘によって大阪城が全壊してしまう。

そしてアンギラスの隙をついてゴジラがそのノド笛に咬みつきアンギラスを倒し、姿を消す。

大阪から本社に転勤した小林のところに、月岡がやってきて再会を喜ぶがゴジラ出現の報せが入る。

ゴジラは北海道の神子島に上陸。

月岡がその偵察に向かい、燃料が切れそうなところで小林と見張りを交代。

自衛隊がくるまで、ゴジラを作戦ポイントから出さないようにフライトしていた小林だったが

ゴジラの白熱光線をうけ機体は損傷、そして山頂に激突して大破してしまう。

しかしそれが功を奏し、雪崩を誘発。

その瞬間を目撃した戦闘機のリーダーは雪崩を起こして閉じ込める作戦をひらめく。

それをさらに大規模にすべく、ゴジラを氷山と雪崩に閉じ込める作戦が展開される。

次々にロケット弾が雪山に打ち込まれ、雪崩が起き、ゴジラを呑み込んでいく。

一機、また一機と戦闘機がやられる中

小林の仇をとるために月岡が奮闘しゴジラを完全に閉じ込めることに成功したのだった。




というお話です。




ゴジラの逆襲というタイトルですが、第一作のゴジラが生きていたわけじゃなくて


実は水爆実験が引き起こした影響でゴジラがもう1頭いたということです。


(初代ゴジラはオキシジェンデストロイヤーによって、東京湾にて絶命)


ちなみにこの後もゴジラは何度か死んでいますが、同一個体が不死身なんじゃなくて


別個体が生き延びていたということです。


そしてゴジラの初の対戦相手となるアンギラスですが、敏捷性があり


その性格は極めて凶暴、かつ他の種族に対しては徹底的な憎悪をもつ好戦的な怪獣。


アンギラスといえば、背中にトゲのあるハリネズミみたいな怪獣ですね。


モスラやキングギドラほどとはいかなくてもそこそこ有名・・・と思ってますw


しかしこれ以降、アンギラスはゴジラにとっての舎弟的な立場が続きます・・・


挙句の果てには、ゴジラと力を合わせて地球を守る始末(これはこれでいいんだが;;


アンギラスが再びゴジラとあいまみえて、その牙を向いたのは


奇しくもゴジラの最終作品であるファイナル・ウォーズまで待たなくてはならなかったのでした。


俺はこいつ、結構好きですけどね(鳴き声とかがw)




ちなみに戦いの舞台は、メインとなるのは大阪。


ウルトラマンにおいてゴモラにも壊された大阪城が今回のポイントでしょうか。


アンギラスを弱らせて、ゴジラがアンギラスを大阪城にたたきつけたのだから


そりゃあ全壊もしますよ(--;


見事な破壊っぷりでした。


ちなみに舞台が関西なのは、当時のスポンサーの要望らしいですね。


そしてゴジラの死が明確に描かれなかったのは、原作者がゴジラが好きで


2度も殺すのはしのびない、という配慮だったとか。


余談ですが第1作の爆発的ヒットをえて、わずか5ヶ月後に作られたというすごい逸話があります^^;





ゴジラ映画によく見られるのですが、怪獣の戦いだけじゃなくて


それと平行しておきる人間ドラマもなかなか重厚です。


このあらすじからではわかりませんが、月岡は婚約者を持つ身。


そして同僚の小林は、やっと最近花嫁候補が見つかった身なのです。


2人とも大切な存在があるなかでゴジラに立ち向かっていったわけです。


月岡の婚約者というのは勤めている会社の電信技士であり、社長令嬢でもある相手。


こちらはレギュラー的に画面にもよく出てくるのですが、対する小林の相手は写真だけなんですよね。


いつも肌身離さず持っていたのですが、最後のフライトのときに


彼女へのプレゼントをメモしようと仕事場においたまま飛んでしまって・・・ゴジラに撃墜されてしまったのです。


ここがなんと切なく、そして悲しかったことか・・・


そしてそこはひとまずおいておいて。


ゴジラとアンギラスが2度目の交戦をした大阪湾岸。


ここは2大怪獣の死闘から一夜明けた後、それこそまるで戦後の日本のように


ガレキの山となっているようなすさまじい破壊の爪あとを残しています。


会社を失った社長は、苦悩しますがそれでも立ち上げようとするんですね。


さてここも一旦おいておいて。


ゴジラであるという確認がされたあと、ゴジラに対する対策会議が開かれます。


しかしそこで出た結論は


「打つ手なし」


水爆という人類が作り出した悪魔が、さらなる怪物を呼び覚ましてしまい


その結果がもはや「無為無策」だったのです。


初代ゴジラを絶命させたオキシジェンデストロイヤーはその危険性から


芹沢博士がその秘密を持ったまま、ゴジラとともにその身を捧げて死んでしまったのでもうありません。




この怪物がもたらす救いがないまでのカタストロフ(でも少しどこかに光はある)


これがゴジラ映画の真髄ではないかと思うのです。


(その点で最も評価できるのが、初代ゴジラとGMK)


個人的な思い入れですが、もともとゴジラは某国の水爆によって被曝した人たちをしのび


その危険性を訴えるため、反戦の映画として第一作が封切られました。


だからこそその性質をもって最後まで駆け抜けてほしかったのですが・・・


そういう意味で満足できるゴジラシリーズはかなり少ないです。




最後の神子島では、雪山に足を踏み入れたゴジラを雪崩で埋める作戦をとるのですが


ゴジラの熱線をかいくぐり、そしてさらに険しい山肌を回避しつつロケット弾を打ち込むという


高難度のミッションが行われ、一機、また一機と減っていく自衛隊の戦闘機編隊。


ここで注目すべきは決して人間の力だけでゴジラを打倒してるわけでも


また超能力的な何かでゴジラを封印しているわけじゃないんですよね。


命を懸けてゴジラを踏みとどまらせた小林の勇気(セスナであのフライトは無謀っちゃ無謀だったかもしれんが;;)


そしてゴジラの熱線を浴びて、山肌に激突したのを見て


戦闘機乗りの仲間が、悲しみつつも冷静に雪崩で生き埋めにするという知恵。


そしてその大元となった大雪・低温という大自然の力。


特に最後の大自然の力があったからこそ、人智を超越したゴジラでさえも閉じ込められたと言うことです。


いかに人類の科学が発展しようとも


母なる地球の持つ大いなる力に

勝るものはないのかもしれないと思わせます。