やっと肺経についてです。

まず身体のどのあたりをながれているのでしょう。
”気をつけ”の姿勢では見ることができません。
”頂戴”のポーズが一番分かりやすいです。
鎖骨の下あたりから親指のつめのはえぎわまでが肺のルートです。
腕のいわゆる内側でよく脈をみるとこありますよね。前腕前面・
上腕内面・肘も通ってます。

この経絡、実は免疫防御にとても関係してます。
毛穴は肺に頭が上がらないらしく毛穴の開け閉めは肺が取り仕切
る決まりです。外部からの病原体もはじく!と考えられています。
また肺は鼻も支配しています。
皮膚は第三の肺ともいわれています。
もちろん呼吸もコントロールしてます、空気だけでなく気の流れも
です。呼吸をすることで筋肉にも影響を与え腸の働きを助けています。

このルートの弱点は「嘆」
悲しすぎて嘆くことでルートの流れが停滞します。
胸が詰まるようなあの感じ、ご経験ありませんか。


昔、乾布摩擦やりませんでしたか。
あれ喘息の特効薬です。
喘息発作がおきてるときにやるってことじゃないですよ。
発作を起こさない身体にしてくれる、これはホントです。