四谷のサイトにすでに速報がぽつぽつと出ています。
https://www.yotsuyaotsuka.com/chugaku_kakomon/system/
毎年お疲れ様です。
今年の麻布の社会のテーマは「スポーツ」。
Aくん、明日午後に元気あるようなら、
解いておくように(業務連絡)。
「解答を見ながらでも良いから」!
さすがに麻布、めっちゃ良い問題です。
スポーツと軍隊も出してきました。
下線部オ、ってのは「明治時代」です。
軍服を作る際にサイズを合わせるため、
できるだけ均一な身体を政府が求めた、
なんて話はします。
「体育」の始まりですね。
そしてスポーツと政治。
来年東京五輪があるタイミングで、
この設問きました。
「政治や社会への不満から、
スポーツへと目をそらすことができたという点」。
さらにナチスがベルリン五輪を利用して、
民族意識の高揚を図ったと答える問題。
日本がモスクワ五輪に参加しなかった、
その理由を答える問題などもありました。
(ね、出たでしょ?)。
さらに、商業化するスポーツについて。
延長しないことで放送時間内に決着できる、と。
最後のこの二題がちゃんと書けたかどうかで、
麻布の社会は差がつきそう。
問14なんて、
「スポーツ」を「芸術」に変えたら、
そのまま東京芸大の小論文入試です。
2月に入っても「茜さや」です。
さて駒東の国語は難化したと思います。
特に記述の「問8」80字。
問題を載せられないんで説明しにくいですが、
えーと、
主人公の男の子が、
好意を抱いている女の子に自宅前で再会する場面。
1「自転車に乗って帰る途中、早々に女の子に気づく」
2「来てくれてうれしい」
3「でも気づいてないふり」
4「はしゃぐとかっこわるいし恥ずかしいからね」
5「自転車から降りて初めて気づく演技をする」
「あ、この前の」
6「しかしその演技がわざとらしく、かえって恥ずかしい」
せりふのしらじらしさに、思わず赤面してしまいそうになる。
→このときの主人公の気持ちを答える。
えーと、
お分かりでしょうか。
必要な「気持ち要素」が3つあります(2:4:6)。
特に「6」は必須。
なんと面倒な。
ホセ
80字の記述なので一文でまとめなくてもいいんですが、
かと言って、
2文にするならどこで刻むか、悩むところ。
思い切って3文で書いた子がいたら私は褒めたい。
(12:34:56ですね)
ただし1〜4だけで書いた子は部分点はないでしょう。
私の採点は厳しい。
「3〜6」で書いていれば8割はもらえるのではないかと。
問4もちょっと答えにくい。
駒東には必出の「大人の気持ちを答える問題」。
問4「観光、を、滞在、と、父が言い直した理由」。
観光じゃないと気づいたから。
え、
そんな答で良いのかよ、と悩んだかもしれません。
問14も、
「カルピスは平和の象徴」という言葉があれば7割あるけど、
「ひいおじいちゃん」を出せた子は少ないかもしれません。
ただ字数が100〜120だから、
「百花」だけで書くのは無理があると気づいたか?
まあ満点は無理ですね。
120点満点中、90点以上あるなら、
じゅうぶん成功ではないでしょうか。
狙っていた「114」は無理でしたが。
合格平均70以下はほぼ確定。
「65」もないかもしれません。
「国語でやっちゃって50点」でも、
算数次第で逆転チャンスはありそうです。
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