このブログは過去の記録(2009.08)を移設したものです(古い記録でごめんなさい🙇)。
夏休み、急に思い立って香港へ行くことにしました。格安のツアーで、香港、深圳、マカオ3泊4日です。
8月31日(月)
今日は深圳から澳門(マカオ)を観光して香港へ。朝6時に起床し、早速朝食会場へ。いつもと違い洋食バイキングです。なんとなく久しぶりの気がしますね。
オレンジジュース、しじみの味噌汁、ビーフン、スクランブルエッグ、青菜の蒸し物、パン。いつも通りの飲茶も置いてありましたが、今日は勘弁させてもらいました。
7時45分ホテル発。徒歩でフェリー乗り場へ向かいます。約5分の道のり。8時に乗船開始。他の施設同様船内はクーラーが効いていて相当寒~い。長袖ジャケットを着ていてよかったです。 8時15分出港。船内ではウトウトしたり、よく解らないテレビを見たりして過ごしました。
約1時間15分で澳門(マカオ)へ到着です。ほんの1時間の距離ですが、外国へ入国するので、いつも通りの入国審査と税関が。これがとっても時間がかかるんですよ。
9 時50分、バスにて澳門観光に出発。澳門は小さな街で、これから12時30分まで、中心部を観光。世界遺産もかなりあり、見所は豊富なところですね。街並もポルトガルの影響が強く、中国とは思えないほど西洋的です。
最初に世界遺産になっている「聖ポール天主堂」へ。アジアへキリスト教を布教するイエズズ会の本拠地です。焼失により現在は壁だけが残っています。壁画の竜の上に徳川家康の像が刻まれていました。
家康がキリスト教を禁止し、宣教師を国外に追放した際に大金を払ったとか。教会建設資金の一部としてその金が使われたことから、スポンサーである家康が刻まれたと言われているそうです(ガイドさん曰く、本当かどうかは解らないとのことでした)。
次の世界遺産「聖ドミニコ教会」へ向かう道すがら、お土産屋街を通ります。日本のお宮やお寺前の参道に並ぶお土産屋さんと同じですね。呼び込みと試食でお客の目を引いていました。「干し肉」は結構美味しかったのですが、日本への持ち込みはできないとの事なので、残念ながら断念しました。ここで澳門名物「エッグタルト」を買い、立ち食いをしました。思ったほどくどくなくとても美味しかったですね。
「聖ドミニコ教会」は、ドミニコ会スペイン人修道士により 1587 年に建築された教会です。1828年に再建されて現在に至っています。コロニアル風バロック様式で前壁に漆喰の装飾が
施されています。
現在でも教会として使用されており、ミサは、ポルトガル語、スペイン語、英語、韓国語で執り行われるため、通常の教会より時間が長いのが特徴だそうです。とっても綺麗な教会でした。裏には教会博物館が併設されていて、古い器具等が陳列されていました。
聖ドミニコ教会からすぐの所に世界遺産の「セナド広場」があります。広場は「カサーダス」と呼ばれる石畳で、「波」を表現しているそうです。
この広場には、ポルトガル植民地時代の建物が保存されていて、今では別の施設として利用されているそうです。
すぐ近くが澳門の繁華街ですが、時間がなかったので残念ながら素通り でした。大きなビルには「新八百半百貨店」と書かれた看板が出ていました。
バスで移動して「媽閣廟」(アーマーミュー)」へ。船乗りの女神「阿媽(アマ)」を祀った澳門最古の寺院です。「阿媽」は中国読みで「マッコウ」と言い「マカオ」の語源となったと言われています。中に入ると、道教や仏教のお堂もあり、多様な信仰を受け入れていました。
そこからまたバスで移動し、「澳門旅遊塔會展娯楽中心(マカオタワー)」へ。澳門一の高さ 338mを誇るタワーで、展望台からは澳門と中国本土のパノラマが楽しめます。
娯楽施設として、バンジージャンプやスカイウオークなどが楽しめるそうで、若い人たちがチャレンジしていました。また、床がガラス張りになっている箇所があり、下の広場や道路が真下に見下ろせます。ババと二人でチャレンジ。ガラスの上に寝てみました。
タワーを後に昼食会場へ。今回はホテルの和洋中バイキングです。食前酒としてビールを注文、ポルトガルの「サグレス」にしました。さっぱりしていて飲み易いビールでした。
1st ディッシュは、サンドイッチ、サラダ、ハム。2nd ディッシュを、豚の角煮、ステーキ、白菜、ビーフン、3rd ディッシュを、チキンカレー、ビーフシチュー、スープ。最後に紅茶を。さすがに食べ過ぎですね。お腹いっぱいで、すぐには動けませんでした。
昼食が終わったら、本日のイベントのひとつ「カジノ」への移動です。ホテル「永利」のカジノへ。高級ホテルで、ブランド店がぎっしり入っていました。
カジノ内は写真撮影禁止です。パスポートを見せて入場。かなりの広さで、ゲームの数も多かったですね。スロットマッシンとルーレットを。楽しかったですが、軍資金は無くなってしまいました。
カジノを終えて、香港へ向かうフェリー乗り場へ。15時フェリー乗り場へ到着、船は「新渡船澳門」で15時30分、香港島へ向けて出港です。
約1時間の旅。いつも通りウトウトしながら何となくテレビを見ていました。内容はよく理解できませんでしたが、中国語のドラマで、漢字の字幕が出ていました。
16時30分香港着。そのままバスで一昨日行った免税店へ。何も買うものも無かったので、近くの街中をウロウロ。
18時30分から夕食です。今日は北京料理で、メインは北京ダック。それぞれのテーブルへコックさんが来て、さばいてくれるそうです。
まずはビール。今回は「サンミゲル」です。キリンが買収したインドネシアのビールで、結構さっぱりで美味しかったです。
前菜はきゅうりとザーサイと煮豚。きゅうりがさっぱりしていて美味しかったです。スープはコーンスープ。コースは、白身魚のフライ甘酢ソース、鳥のから揚げ、茄子の炒め物、ザーサイとハムの卵焼き、白菜の蒸し物、焼きうどん、チャーハン。
メインの北京ダックは、皮だけではなく身も一緒に削いで、薬味と一緒に包んで食べるスタイル。北京では皮だけを食べて、身はコックさんの賄い料理になるそうです。味は残念で、あまり食べれませんでした。
最後にデザートの杏仁豆腐がでてコース終了。いつもながら、大量に出てとても食べきれません。中国では完食されると店として大きな恥(お客に満足に食べさせられなかった)になるそうで、どこでも大量の食事が出て、残すのが当たり前だそうです。
満腹になったところで、音と光のレーザーショーへ。初日通った「星光大道」(スターアベニュー)が会場です。ショー自体は非常に残念な物で、時間の無駄だったかな(右側のはブルース・リーの銅像です)。
その後、最後の観光地「太平山頂」(ビクトリアピーク)からの夜景観賞です。すごい数のバスが山を登っていきます。ケーブルカーでも行けるそうです(下のはケーブルカーの山頂駅です)。この調子だと山頂の展望台はすごい数の人かなと思ったら、案の定すさまじいものでした。
夜景はすばらしいが、人が多すぎてゆっくり見ることもできず、残念でした。どの観光コースも、音と光のレーザーショーを見てここに来ているのだそうです。、ショーを割愛して、ここの夜景を見に来たほうがどれだけ良かったか。今更言っても仕方がないですね。
すべての観光を終えて、22時ホテルに到着。ホテルは初日と同じ「L’HOTEL NINA ET CONVENTION CENTER」(通称「ル・ホテル」)。お風呂に入って、テレビを見ながら一杯飲んで寝ることに。ここも、長袖、長ズボンのパジャマが大活躍でした。