このブログは、過去の記録(2009.05)を移設したものです(古い話でゴメンナサイm(_ _ )m)。

 

念願の早期退職をして、退職記念旅行でエジプトに行きました。かなりの弾丸ツアーで、さすがに厳しかったです。長いフライトなので、奮発してビジネスクラスを利用しました。

 

5月24日(日) 

 

 今日はアブシンベルへ行きます。途中の砂漠が危険地帯に指定されているため、車は列をなして、前後に軍が護衛につくコンボイスタイルでの旅ですガーン。出発時間が決まっているので、それにあわせて集合しますびっくり

 

 出発予定時間が午前4時のため、2時起床、3時15分ホテルを出発。朝食はエジプト式弁当べんとうです。バスの中で食べることにして、コーヒーコーヒーだけ飲みました。中身は、アエーシ・フィーノ(パンパン)、ゆで卵、ヨーグルト、グアヴァジュースジュース、無花果ジャム、デザート(甘いパンケーキカップケーキ)です。

 


 ホテルを出て、船で対岸に渡り、バスバスで集合場所の切りかけのオベリスク前広場へ。かなり沢山の車が集まっていました。コンボイは、朝4時と6時にアスワンを出発し、9時、11時に帰ってくる2コースが用意されているそうです。

 

 4時15分にコンボイは出発。約3時間のバスバスの旅。途中はとにかく砂漠だけです。景色を見ていても飽きてきたので、お弁当べんとうを食べて一眠りzzzしました。しかしバスの座席の座りごこちょが余り良くなく、前も狭いのでとても窮屈です。人数が少ないツアーでしたので、2席を一人で座らせてもらいました照れ

 


 7時30分無事アブシンベルへ到着しました拍手。早速神大神殿の見学です。この大岩窟神殿を建設したのは新王国時代のラムセス2世で約3300 年前だそうです(凄いですね~びっくり

 


 神殿内部は撮影禁止で、写真カメラは撮れません。物売りが、記念はがきを買えと言ってきたのですが、無論お断りをしました(べら棒な値段を吹っかけてきます)プンプン

 


 神殿の中は、大列柱室があり、オシリス神の姿をしたラムセス2世の立像やヒッタイトとの戦いの姿が描かれたレリーフがあります。また、史上最古の講和条約とされているヒッタイトとの協定の内容が記されたヒエログリフもありました(写真カメラがないのがとっても残念です)。

 

 この神殿はアスワンハイダムの建設により水没することから移設されたもので、本来はナセル湖の中にあったそうです。


 その後、小神殿を見学。こちらはラムセス2世の王妃ネフェルトアリのために建造された岩窟神殿だそうです。正面にラムセス2 世の立像4体とネフェルトアリの立像2体が並べられています。ここも撮影禁止カメラです。

 

 

 中には王妃の色彩レリーフやラムセス2世がハトホル神の化身である雌牛に捧げ物をするレリーフがあります。


 神殿見学を終えて、9時10分アブシンベルを出発し、アスワンに向かいます(もちろん往路と同じコンボイです)。

 

 

 途中アスワンハイダムを見学しました。このダムは、1970年ドイツと旧ソ連の協力により作られたもので、幅3,600m、高さ111m、体積は2億379万㎥(東京ドーム164個分)だそうです(大~きいですね)びっくり。このダムから上流500kmに渡ってナセル湖が続いています。

 


 ここから昼食会場に向かう砂漠で、記念の砂をペットボトルペットボトル2本分採取しました。とにかく砂が半端なく暑くアセアセ、火傷しそうでした炎


 お昼は、アスワンにあるリゾートホテルのレストランで。

 

 

 暑かったのでビール生ビールが美味しいですね。アエーシ・フィーノ(パン)、野菜スープ、ステーキステーキ、ロズ(ライス)、フライドポテト、グルルベジタブル、バナナ、オレンジ。さすがに朝食が早かったので、お腹がすきすぎて、とにかく満腹にで大満足ですラブ

 

 

 午後はイシス神殿の見学です。神殿はフィラエ島全体で、ボートで渡るんです。この島は古代エジプトでは聖なる島とされ、イシス神がホルス神を生んだ島と言われています。

 

 

 この神殿もアスワンハイダムの建設により水没することになったことから、現在のアギルギア島に移設されたそうです。観光客も少なく、ゆっくり見学することができました口笛(写真カメラは元の跡地です)。

 


 そこから、アスワン駅へ。夜、寝台特急24系 オハネフ24でカイロへ向かいます。出発時間が18時30分とのことですが、こちらの列車は時間にはルーズで、車掌の気分でおおよそその頃の時間になると発車してしまうそうですびっくり

 

 それまで自由時間です。駅の近くのスーク(市場)をブラブラすることにしました。スークは活気はあるのですが、チョット埃っぽかったです。とっても安く香辛料や紅茶を売っていましが、トラブルになる事も多いとのことだったので、何も買いませんでした笑い泣き

 


 若い人たちは衣料品や宝飾品を値切って買っていました。値段はあって無いようなもので、時間と根気をかければドンドン下るそうです。


 その後、ガイドさんと一緒にテラスで冷たいものジュースを飲んだりして、時間を潰しました。朝も早起きしたのでクタクタです。

 

 

 17時40分、列車24系 オハネフ24に乗車。ナイルエクスプレスと言えば聞こえが良いのですが、とっても古くて汚れた列車でした。我々は1 等の個室寝台ですが、窓は砂だらけで、外の景色も満足に見えない状態です。ちょうど西日がガンガンあたり、まぶかったですね。

 


 乗り込むとさっそく車掌が夕食の飲み物を聞きに来ました。ここは当然ビール生ビールですね。ルクソールビールと書いてありました。

 


 夕食は、アエーシ・フィーノ(パンパン)、ファルハ・マシュウィー(鶏のソテー)、ローストビーフ、豆ご飯。デザートにヨーグルト、パンケーキカップケーキ、リンゴ。疲れていたせいか食欲はあまりなく、ご飯はとても全部食べ切れませんでした。

 


 夕食がすむとベットメイキングが始まりました。おじさんと若いお兄ちゃんが手際よくベットを作ってくれます。その後、明日の朝食の飲み物のオーダーを聞きにきました。


 ベットが出来上がったら急に眠くなってきました。トイレに行き寝ることに。それにしてもトイレの汚いことには驚きました(あまりにも・・・なのでカメラはパスです)。20 時寝ることに。エアコンも快適で爆睡でしたzzz

 

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