幹「オレ…さ」
裕司「はい」
幹「怖いの、ニガテだからさ…」
裕司「はい」
幹「だから、暑い季節だからって、そういうの絶対やめようね、怖い話とか…」
裕司「心霊写真をお持ちしましたーッ!」
幹「ソバみてぇに言うなあーっ!!えっ、ホントに!?」
裕司「ほら~見て下さい、この写真…あり得ない角度から手が出てますよ~!」
幹「やめろっ!そんなん見せんなっっ!」
裕司「大丈夫ですよ、物凄く体の柔らかい人なのかも知れないじゃないですか!」
幹「だったら心霊写真とは言わないだろっっ!」
裕司「こっちの写真はどうですか?」
幹「だから見せんなって!」
裕司「子供の顔がこんな高い位置に…!」
幹「やめろよおーっ!」
裕司「…よほど背の高い子供なんですね…!」
幹「だったらいいケド!!」
裕司「こっちの写真は」
幹「もういいって!!」
裕司「映ってる人の服に血のような真っ赤なシミが…!」
幹「ぎゃああああ!!」
裕司「鼻血でも出たのかな?」
幹「だったら気づくだろ!ティッシュでふくだろ!」
裕司「何かに興奮でもしたのかな…?誰かの裸でも見たのかな…?!」
幹「んなワケねぇだろっっ!」
裕司「実は、僕の裸を見せました…!」
幹「何やってんだ、オマエ!!?」
裕司「いや~そんなに興奮してもらえるなんて、嬉しい限りですよ…!」
幹「なに喜んでんだっ!!」

裕司「拭くのを忘れるくらい興奮してくれるなんて・・・!」

幹「アホかっ!!」
裕司「ね、怖くないでしょ幹くん?」
幹「怖くねぇケド、怖いよっ!!」
裕司「何が?」
幹「オ・マ・エ・がっっ!!」
裕司「(笑)」
幹「人に裸を見せんなっっ!!」
裕司「(笑!)」