In The Mix | 新版GEE-Q-EIJI黒電影熱病的嗜好方

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BLAKCMOVIE JUNGLEFEVER IS BACK!

※このブログは2008年2月13に別ブログにて更新した内容そのまんまです。そうです10年前のものですww

 

どもっ!

 

いや~、こっちは雪は降らないんだけど寒い寒い寒いっ!

 

ほな行きます!今日は 『In The Mix』 やでっ!

クラブでDJをしてるダレル(アッシャー)は、亡くなった父親の知り合いであったイタリアンマフィアのフランク(C・パルミンテリ)に頼まれ、娘のドリー(E・シューキー)の里帰りを祝うパーティーでDJを任される。パーティーの最中、何者かがフランクの命を奪おうと屋敷に銃を乱発してくるが、ダレルの咄嗟の判断でフランクは命を助けられた。家族を抗争に巻き込むことを恐れ、ドリーにボディーガードを付けようと考えるフランクだったが、ドリーの「ダレルでなきゃイヤ!」という願いを聞き入れることになるが…

 

In The Mix』…タイトル通り、ラブロマンスサスペンスクライムアクションコメディという感じの作品。なんて事を言えば、同じようなコンセプトでは、個人的にも大大大好きな 『モ・マネー』 を彷彿してしまうが、内容や満足度では比較にならない程雲泥の差がある…もちろん勝者は『モ・マネー』なんだけど。

 

つまりこの作品…正直人気者アーティストの初主演作品という意味では、色んな意味で大失敗だったと思う。そりゃ個人的にはジャスティン・ティンバーレイクが 『Edison Force』 を選択した事は評価してあげたいし、オマリオンが『ユー・ガット・サーブド』の様な作品に出演した事も、この作品を見た後に考えればキャラを活かすという上で必然的だったのかなとも思えてくる。

 

もっと簡単に片付けてしまえば…つまんないんだよおおおおおお!

 

これは大げさでもなんでもなく、大のアッシャーファンが見ても決して満足出来る代物じゃないと思うんだ。だってさ、未だに日本版DVDも発売されてないじゃん!こんだけの人気アーティストの初主演作がだよ?おニャン子クラブで言えば『おニャン子ザ・ムービー・危機一髪』だし、シブガキ隊で言えば『ボーイズ&ガールズ』、たのきんトリオで言えば『グッドラックLOVE』な訳じゃん…(笑)

 

気を取り直してサントラの話でもするか…

 

作品の中で彼のダンスや歌声が堪能出来ない分、サントラの方では…ってソロ作品1曲も無し!(笑)。おいおいおい、自身のレーベル“USレコーズ”なのに、もちょっと目立っちゃってもよかったんでね~の?と思いつつも、彼自身は所属アーティストのリコ・ラブで競演してるだけにとどまり、後は作曲やプロデュースといった裏方に徹底…んんんん~、マンダム。ま、だからといってアンソニー・ハミルトンやクリスティーナ・ミリアンなんかの曲もあり~ので、サントラ特有の“お得感”はありますんで映画見てない人は是非…ってサントラって、旬を過ぎたらイマイチになっちゃうか(笑)

 

2005年のこの作品以降、まだ新作はない彼…今後更に俳優としてのキャリアを伸ばしていくのか、本業に専念するのかわからないけど、もし再び映画に取り組むのであれば、もっと単純に “自分” をアピールできる作品からスタートするべきだと思う。本音を言わせて貰えば、“主役栄え” するタイプじゃない様な気もしないでもないが…。

 

ま、いっか(笑)