〜Crossing〜岡崎直子の新時代スピリチュアリズム&フィロソフィア

タロットや星、カバラ、アルケミーなどの伝統神秘学は、ただ吉凶を占うためのものではなく、意識的にあなたの現実を豊かに・幸せに・ロマンティックに創造するためのツール。
あなたの幸せが世界を輝かせる、新しい時代のためのスピリチュアリズムをお伝えします。


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昨日5月20日は牡牛座の最後の日で、今日21日は双子座の最初の日。

 

 

もう少し細かく言うと、今朝の5:30から31分の間に(色々な計算方法がありますが)、太陽は牡牛座から双子座に移動しました。

 

 

 

星座の変わり目の時期というのは、集合意識に働きかけるエネルギーが大きく動くものですが、

 

個人的に、この「牡牛座から双子座」への切り替わりには思い入れというか・・・

感慨があります。

 

 

 

 

と、いうのも、私自身が5月20日誕生日だから。

 

 

 

 

私は牡牛座最後の日に生まれていて、

感覚的に、次なる双子座に指先を伸ばして突っ込んだ心の持ち主として

この世を生きています。

 

 

 

「生まれたその日」

特有のエネルギーというのは、私たちの魂のレシピといってもいいもの。

 

 

 

星座の変わり目、

それも一つの星座の終わり頃に生まれた人というのは、

なかなかにアンビバレントな魂を持っています。

 

 

 

一つの星座のエネルギーが成熟しきったところで生まれた命は、

その星座の最大・最強の特徴を兼ね備えながらも、

「死期」が近いことを知っていて、

足元の不安定さに怯えているものです。

 

 

「私は変わらなければいけない」

 

 

という感覚が、生来とても強いと言ってもいいでしょう。

 

 

 

 

例えるなら、20世紀の世紀末や、

バブル崩壊直前の90年代初頭

明治維新直前の江戸時代、

産業革命前夜のヨーロッパ、

貴族社会衰退の20年代・・・

 

 

のような肌感覚。

 

 

 

それまで謳歌されてきた、時代の空気や常識が一夜にして覆される

「革命」が今か、今か、と迫ってきていながらも、

多くの人はそれに気づいていないか、気づかないふりをしているか。

 

 

 

終わらないものはない、

変わらないものはない、と知っているのに、

 

 

 

今日まで続いた日常が、明日一変してしまうという可能性を

私たちはなかなか信じられないものです。

 

 

 

 

 

 

 

牡牛座→双子座

の変わり目でいうならば、

 

 

 

 

牡牛座の世界というのは、美しく豊かな豊穣の世界。

五感で感じとる豊かな命の世界。

 

 

緑が芽吹き、花は咲き、風は温かく、光はのどか。

 

 

この生命の充溢の中、贅沢な怠惰を貪り、味わうのが牡牛座の世界です。

 

 

 

 

一方の双子座はそうした牡牛座の楽園から蹴り出して、

好奇心の赴くままに軽やかに、世界に飛び出していく星座。

 

 

牡牛座で作り上げた、「安心・安全」な、ゆりかごの楽園に飽き飽きした

若く頭の回転もフットワークも軽い双子座の精神は、

 

「立ち入り禁止」の看板があれば、「じゃあ入ってみよう」と行動する。

 

 

双子座の世界では、頭ごなしのルールを一切忖度しない。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、5月20日に生まれた私の魂は、

 

牡牛座の贅沢と怠惰の極みを知りつつ、

もう間も無くこの世界を出ていかなければいけないと「テンション(緊張)」を感じている魂。

 

 

 

穏やかな5月。午前11時。

窓の外はよく晴れて、風の音が聞こえる。

私はぬくぬくとベッドで惰眠を貪り、昨日の夜持ち込んだ小説の続きを読む。

 

足元では猫が丸くなって眠ってる。

 

至福のレイジーモーニング。

 

 

 

しかし、この時間が幸せであればあるほど、

終わりの時が刻一刻と迫っているのもまた、感じるのだ。

 

 

もうあと、ほんの10分。

ベルがなったら、この天国から抜け出して、出かける用意をしないと。

 

 

 

もうすぐ世界が変わる。

そうしたら突風が吹いて、雲がすごい速さで流れ始める。

 

 

 

 

避けがたい失楽園。

あのりんごを食べなければ、永遠の天国にいられたのかもしれないけれど。

 

 

 

だけどやはり、私は生まれることを選んだのだし、

何度繰り返しても結局、終わりのない楽園になんて飽きてしまうんだろう。

 

 

 

そこがどんなに素晴らしい世界でも。

閉じだ門の内側ならば監獄だ。

 

 

 

そういうわけで、今日も私はベッドから起きだす。

 

未知の1日をまた始める。

 

嵐の海に出航する。

 

 

 

 

 

昨日お誕生日のメッセージを下さった皆様、ありがとうございました。

お一人お一人に返信ができませんが、とても暖かく幸せな気分にさせていただきました!

 

 

 

 

 

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Crossing

岡崎直子

 

 

 

 

 

 

 

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黄道十二宮のことを、英語では「Zodiac」と言う。

 

ゾディアック。

 

邦訳で「獣帯」。

太陽の通り道に配置された十二の獣たち。

それら一巡りで作る円環。帯。

 

 

 

よく勘違いされているし、あえて専門家も訂正はしないことが多いようですが、

実際の天文の星座と、占星術の黄道十二宮は違うものです(当然関係していますが)。

 

 

 

ゾディアックの十二宮は、太陽の通り道・黄道を春分点・秋分点を基軸に十二分割されたもの。

 

 

牡羊座、牡牛座、双子座・・・と言うのは、ですから本当は

 

白羊宮、金牛宮、双児宮・・・と呼ぶのが占星術的だということになります。

(しかし便宜上、〇〇座という呼び方も使わせていただいています。悪しからず)

 

 

 


天球にぐるりと巡らされた、十二の宮殿。

 

それぞれに星座のサインが掲げられた、その天の王宮を、さながら貴人の旅人のように季節ごとに巡る太陽。

 

 

それぞれの宮で歓待を受け、サインの主人と交流し、教育され、情報を得て、

 

「私たちの精神」としての太陽は約365日かけてゾディアックをまわる。

 

 

 

 

 

さて、この「Zodiac(ゾディアック)」ですが、

語源は古代ギリシア語の「Zoe (ゾーエー)」からきています。

 

動物園のZooも、同じ語源ですね。

 

 

 

ゾーエーとは、生命。

それも、死を知らない、無人称で輪郭のない、生命そのものとしての生命のこと。

 

それはしばしば、自然の諸力、獣的・破壊的な生命力を意味し、

個体性を持ち、社会の中で自我を持って生きる、私たち個人の人生としての命とは、

はっきり区別される概念です。

 

 

 

 

 

さて、春分を超え、

前々から私自身発信もしているし、ひしひしと感じとってもいた、

「新しい時代」が、ついにやってきてしまいました。

 

 

 

もはや、自分の痛みを隠し恐怖に怯える自我としては、生きられない、

嘘のない本音の時代の到来。

 

 

それは喜ばしいことでもありますが、同時に、

あまりにも純粋な世界であるがゆえに、空恐ろしさも感じます。

 

 

 

私たちは自我にとって心地いい方を目指して生きることに、あまりに慣れすぎている。

 

 

 

経済的に豊かになること、

美しくなること、

愛されること、

賢くなること・・・

 

 

 

 

それらがすぐに全く用済みになるわけじゃないでしょうが、

これから目覚めてくるのは、こうした自我意識と全く別種の生命意識。

 

 

 

 

 

個体性を乗り越えて生きるということは、

私が私であるというアイデンティティが消失するということではなく、

 

 

私というアイデンティティが何によって象られているのかを知ること。

 

 

 

生命の奔流としての、無人称のゾーエーを目覚めさせながら、

アイデンティティを持って生きるということです。

 

 

 

 

しかし自我の解体が不十分のままに、この「ゾーエー」の奔流に飲み込まれると、

 

それこそもがけばもがくほど溺れていく人のように、

ゾーエーの破壊的力に木っ端微塵にされてしまうだけです。

 

 

 

まず力を抜くこと。

 

 

自分自身を証明しようと硬くなっている意識の強張りをリラックスさせること。

 

 

 

これが自分だと信じて疑わない全てを、一度捨ててみることです。

 

 

 

ゾーエーの海に沈み、そこから再浮上する意識。

 

それこそ本当の個性、アイデンティティです。

 

 

 

 

 

 

 

♦︎「創造時代の」占星術とは何か?

 

 

 

4月15日・16日の土日に開催する占星術のクラスの準備であれこれ資料を調べ、テキストをまとめているところです。

 


よくご質問いただくのですが、

 

「このクラスを出ると、何ができるようになるんですか?」
「トランジットとプログレスはやりますか?」

 

等々のご質問に対しては、

 

 

「あまりそこを主目的にはしていません。どちらかと言うと、占星術の後ろにある哲学についてメインでお話しします」

 

とお答えしています。

 

 

 


もちろん、星の哲学を語ると言うことは、

占星術の源泉について語ると言うことなので、

必然的に十二宮の持つ意味や、惑星の作るアスペクトの意味についてなど、

話が及ぶことにはなりますが、

 

それは90度は凶、60度は吉、と言うような星読みの技術のためのデータをお伝えするのとは違います。
(代わりにその辺りの基本情報はテキストにまとめてお渡しします。)

 

 

 

そうではなく、「角度とはなんなのか?」について語ります。

 

一つ例をあげましょう。

 


例えば占星術では180度と言う角度を「オポジション」と呼び、真正面から対抗しぶつかり合う関係性を表します。

 

また、90度と言う角度を「スクエア」と呼び、障害、分裂を表します。

 

 


この二つは伝統的にいわゆる「凶角」の代表で、

例えば「今日は火星と太陽がスクエアだから、突発的な事故に注意・・・」

などのように星を読むのが通例です。

 

 

 

しかし、これは占星術に限らずですが、物事を「良い」か「悪い」かに、まず二分して考える、自我の持つクセを手放すことは、ほんとうに重要なことです。

 

 

 


特に神秘学やスピリチュアルな世界に触れるとき、まずこれに取り組まずして、その先にある本当の星の世界にたどり着くことは決してできないでしょう。

 

 


私たちが日常語として使う「良い」・「悪い」というのは、とても相対的で一時的な、曖昧な概念です。

 

それはその瞬間の自我にとって、好ましいか、好ましくないかということを言っているに過ぎない場合がほとんどです。

 

 


改めて述べるまでもなく、モノゴトというのは連続的に関連して人生に立ち現われてきます。

 

 

車をぶつけて修理に出したお店で運命の恋人に出会ったらどうなりますか?

会社を倒産させた後、一念発起して本当の夢に再チャレンジする人は?

 

 

流れゆく映画のワンシーンだけを切り取って、その吉凶を判じることになんの意味があるでしょう。

 

 

 

 

こうした吉凶占いや、性格判断、相性診断は、全く根拠がないとは言いませんが、私たちの自我を容易に妄想の海に突き落としてしまいます。

 

 


それは占星術の扱い方として、全くその真価を忘れ去っていると言っていいでしょう。

 

 

 

決められた社会の中で、受動的な人生を粛々と送りたいだけならば、それもいいのでしょうが、

 

本来占星術が語っていることは、遥かに広大ではるばるとした、私たちの日常的人生を超越した世界です。

 

 

 

占星術とは本来、私たちの精神が本当の意味で創造する精神として変態するための、魂の階段なのです。

 

 

 

占星術の起源は歴史的にはシュメール・バビロニアまで遡ることができますが、その本来の出自は言うなれば前次元ということになるでしょう。

 

アセンションして行った精神が残した星の階段。

 

 

 

 

 

私は2017年は、占星術が人類史に現れてきて以来一度たりとも明らかにされることがなかった、本来の機能が解き明かされる年になると思っています。

 


今の時代。

 

この2017年に人間として地球に生きている、私たちが使うためにこそ、占星術は歴史を通してその真価を封印されたまま、生き続け、届けられたのだと、私は思っています。

 

 

 

 

占星術の真価とは、自我(エゴ)を解体すること。

 

エゴという仮面の下に閉じ込められた、自らの本当の姿を目にすること。

 

肉体の中で、生まれて死ぬまでが人生だと信じ、命を脅かす全てに恐れをなしている自我を、とかしてゆくこと。

 

ビオスの中のゾーエーを解き放つこと。

 

無意識の中に眠る精神の構造を目の当たりにすること。

 

 

私たちの内の、眠れるゾディアックを、さらに深遠なる恒星を、目覚めさせることこそ占星術の持った壮大な機能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦︎天動説と神聖な角度

 

ホロスコープというのは、太陽のめぐる円周を中心に構成されていますから、360度を分割する様々な「度数」がキーコンテンツとして散々登場します。

 

しかし占星術の素敵なところは、そのひとつひとつに星の精霊の息吹が宿っているというところ。


ただの数字のやりとりではなく、ロマンがあります。
だから直感的に理解しやすいのです。

 

 

 

さて、前項で例にあげた、「180度」と「90度」について、もう少しだけ解説します。


この角度に宿っている哲学とはなんでしょう?

 

 

円の中心を通るようにまっすぐ引かれた線というのは、端から端、極限から極限の象徴です。

 

 

 


神秘学用語で「極性の法則」というのですが、
およそこの世にある(ように思える)正反対のものは、同じものの裏表です。

 


光と闇
暑いと寒い
男と女
重いと軽い
高いと低い・・・・・・


それらは全く違うものなのではなく、同じ軸の正反対です。

 

 

 


光と闇は、光量という軸の、プラス最大値と、マイナス最大値。
暑いと寒いは、温度という軸の、プラス最大値とマイナス最大値。

 


同じ質のものの「度合いの量」が正反対になるのが、軸の両極で表されていることです。

 

 

 

これを占星術で考えてみると、ホロスコープ上で180度対抗にある星座同士というのは、本質的に同じものを備えた正反対同士ということが言えます。

 


パッと分かりやすいところでは、

 

牡羊座(自己)と天秤座(他者)
蟹座(家庭・プライベート)と山羊座(社会・オフィシャル)

 


など、180度の関係性が見て取れます。
それらは、本質的に同じものの、両極なのです。

 

 

 

 

 

対して90度という角度は、180度とは全く性質が違います。

 

一つの線分に、垂直に交わる線分。
90度は、その本質において全く違う軸への移動を意味します。

 

 


もちろん、0度、180度以外の度数は全て、「軸の移動」ですが、90度という角度は、言うなれば自分自身の歩く道に真横から交差してくる異次元。

0度(自分)からも180度(相手)からも等しく遠い、圧倒的客観世界です。

 

 

 

先ほどの例を引くならば、

牡羊座・天秤座の【自己・他者軸】が【個としての意識】の軸であるのに対し、
蟹座・山羊座の【家庭・社会軸】は【グループとしての意識・帰属集団意識】の軸。


全く異質な軸であることがわかります。

 

 

 

 

 

そしてホロスコープを見るとこれらの様々な線分をひとつに取りまとめているたった一つのポイントがあるのがわかります。

 

 

 


それはつまり円の中心点。
ホロスコープではそこに描かれているのが「地球」です。

 

 

 

 


占星術は地球を中心に、天をめぐる星々の天球を扱いますが、

この「天動説」の世界というのは、

天体を物質として扱う科学的な視座と全く目的の違う、神秘学の視座。

 

 

 

 

万物を「物質」として取り扱う科学の視座では、私もあなたも、太陽も月も、くっきりと輪郭を持って広大な宇宙空間に投げ出された孤独な存在ですが、


占星術の視座では「私」と「あなた」は一つの軸の両極。

 

グラデーショナルに揺らいで移動するアイデンティティ意識の流動の、端っこ同士。つまり、同じものの両側面です。

 

 

 

 


万物を生み出すあらゆる意識の流動は、そして地球という一つの大地に収斂する。


星の精神、星の光を湛えた、森羅万象・生命の舞台。


星の世界を通じて、私たちはただ生まれて死ぬ一個の孤独な自我から、あらゆる精神とひとつながりに呼吸する、地球そのものとしての意識に目覚めようとしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♦︎天と点


さて、惑星と惑星、あるいは宮と宮が作る角度は、円周上の一点から別の一点へとジャンプする動きですが、
ホロスコープにはそれとは別に、連続的に流動していく動きも存在しています。

 

 


牡羊座、牡牛座、双子座・・・と十二宮を順番に移っていく動きです。

 

 

 


黄道十二宮を巡っていく帯の動きには、一定のリズムがあります。


陰陽が交互に現れるリズムであり、
活動・保存・調停のリズムでもあり、
四大元素が順番通り、規則的に現れてくるリズムでもあります。

 

 


そしてこのリズムの中にも、占星術の深い哲学があります。

 

 

 

 

一定のリズムがあるということ。

それはそこに時間の経過があるということです。

 

 

 


円周上のすべての点は、円の中心点に収斂する。


とすると、ゾディアックとは、地球(の中心点)に一点として保持されたあらゆる生命力の本質が力の帯として流出した姿だということもできます。

 

 

 


「生命」のエッセンスとして一点に凝縮していた要素を、時間的な流れの中で一つのストーリーのように目撃する。

 


DVDとして一つの物質に収斂していたデータを、回転させて読み込むことで、「時間的な長さ」を持つ映画が流れ出す、というのに似ています。

 

 

 


点というのは概念上、幅も厚みも限りなく無いに等しい無限小ですが(しかし「無」ではない)、
地球中心の一点、その極小領域には、天球のあらゆる階層がぎゅっと縮んで保持されている。

 


まさに「神は小さきところに宿る」ですね。

 

 

 

 

 

全情報、全時間、全エネルギーがぎゅっと一点に保持された静止状態と
回転し、時間の帯に従ってあらゆる情報が開示される活動状態。

 

映画全編を閉じ込めて静止したDVDと、
回転し、画面上に物語を次々と映し出す、動いているDVD。

 

全宇宙の種子としての一点と、
そこから展開される、階層構造を持つ遥かなる全天。

 

 

 

面白いことに、日本語では「点」と「天」は同じ音です。
(日本語の同音異義語は、本質的に同じエネルギーを持つ)

 

 

 

 


占星術の「天動説」とは、「天」として展開され、時間的リズムで回りめぐる星々から、
私たちの生死の向こう側で永遠性のうちに時を止めている、「霊性」を探ろうとする試みなのです。

 


「すべての男女は星である」とは、かの有名なアレイスター・クロウリーの言葉ですが、

「そしてすべての星は、地球の中心に宿っている」のです。

 

 

 

 

 

 

 

 

♦ゾーエー、ビオス、プネウマ、プシュケー︎

 


さて、当初のゾディアックの話題にようやく戻ります。

古代ギリシャでは、「生命」を意味する言葉が一つではありませんでした。

 

ゾーエー、ビオス、プネウマ、プシュケー。


それぞれが「生命」の諸相を表す言葉です。

 

 

 

私たちが通常「生命」という時のニュアンスは【ビオス】にいちばん近いでしょう。

 

これは、輪郭を持ち、個体性を持った、生まれて死ぬ生命。社会を生きる「人生」としての生命です。

英語の「Live」と同じニュアンスで考えていいでしょう。

 

 

 

 

一方の【ゾーエー】とは、決して壊れることのない生命。生命そのものとしての生命。輪郭を持たず、個体性も持たない、生命。

 

これは別の言い方をするなら、自然そのものとしての生命と言ってもいいものです。

 

自然の力は、時に人間の個の【ビオス】を吹き飛ばし、飲み込み、なぎ倒していきます。

 

 

ゆえに、社会的・個人的生命としての【ビオス】と、大自然的・非個人的生命としての【ゾーエー】はぶつかり合います。

 

ぶつかり合う、というか、コントロール不能・予測不能の自然の猛威【ゾーエー】をなんとか制御しようと、【ビオス】は歴史を紡いできたと言ってもいいでしょう。

 

 


こうした、理性の及ばない、激しく、力強く、破壊的で、しかし豊かにして永遠なる生命力は、人間の内側では【獣的な生命力】として認識されます。


この【獣的な生命力】は、低次の意識と結びつくと暴力衝動になったり、欲望に振り回されたりするので、【ビオス】的な理性からは嫌われます。

 

徹底的にこれを抑圧し、理性の仮面の下に押し込め、亡き者にしようとします。

 

不埒な欲望を検閲し、「善良なる一市民であれ」と命じる理性。

 

生命力の奔流を低次なるものと断じ、自分で自分を罰する、あなたを批判するあなた。

 

 


しかし、この【ゾーエー】の破壊衝動が撃ち破ろうとしているのは、
まさに去勢され、永遠なる命を忘れ、いつかやってくる死に怯えて、【ビオス】の命令だけを聞こうと縮こまっている自我意識そのものです。

 

(※長くなってしまったので、プネウマ・プシュケーの話はまた次回。)

 

 

 

 

さて、スピリチュアルに目覚め、自分自身を高めていこうとする時に陥りがちなのが、霊的な意識を高めているつもりで【ビオス】にすっかり去勢されてしまっているパターン。

 

 

ワンネスも、
アセンションも、
フリーハグも、
女神の目覚めも、
占星術も、
タロットカードも、
ヒーリングも、
世界平和も、

 

 

自らの【ビオス】から【ゾーエー】を解放することなしに、その真意を生きることはできない。

 

 

どんなに高尚で美しい理念を学んだとしても、【ビオス】にかかればそれは自罰の道具に変えることができてしまいます。

 

 

 

それらの理念、理想に対して、

「私はまだまだダメだ」

というやつですね。

 

 

 

 

世界から切り離された、一個の生命としての【ビオス】。

 

そこから生み出される自我意識は、社会(それが小さなグループや家庭であっても)のルールに従順であることでしか他人と繋がれない。

 


人の機嫌を損ねないこと。
人から褒められること。

 


自我の行動基準は、常に「他人からどう見られるか」にある。

 

 


この前提から行動すると、創作であれ、人助けであれ、スピリチュアルであれ、ビジネスであれ、自我を肥大化させる結果しか産まない。

 

そしてその裏側でますます、【ゾーエー】を否定し、押し込めることになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 


♦︎目覚めるゾディアック

 


ゾディアックとは、地球の中心のエネルギーの別の姿。

 

では地球の中心に何があるかといえば、そこには燃え盛るマグマがあるわけだ。

 


星とは、遠く輝く崇高で美しいだけの光ではない。
それは燃え盛る赤い生命の奔流の反映。

それは青い火であり、靈なのだ。

 

 


黄道十二宮・ゾディアックとは、私たちに自我を超えた生命の本質、ゾーエーを再認識させるための、十二の扉。

 

 


高貴なる獣たちが住まう十二の宮殿を、私たちの精神としての太陽はめぐる。

 


白羊宮の存在という扉を通じて、
金牛宮の知覚という扉を通じて、
双児宮の思考という扉を通じて、
巨蟹宮の内在という扉を通じて、
獅子宮の意志という扉を通じて、
処女宮の分析という扉を通じて、
天秤宮の他者という扉を通じて、
天蠍宮の実存という扉を通じて、
人馬宮の理念という扉を通じて、
磨羯宮の外在という扉を通じて、
宝瓶宮の認識という扉を通じて、
双魚宮の無意識という扉を通じて、

 


私たちはビオスの殻を破って、ゾーエーに接続する。

 

 

 

ゾーエーにただ飲み込まれ、欲望と破壊衝動に引き回される小さなエゴではなく、

 

その諸力を借り受けながらアイデンティティとして生き生きと生命を生きる、

「目覚めた太陽」に生まれ変わる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


♦︎メッセージ

 


預けるということはなんて怖いんでしょう。

孤独を選ぶ方がずっとずっと簡単だ。


断られる前にシャッターを下ろした方が、

嫌われる前に嫌いになった方が、


少しでもダメになりそうなら、目を閉じて耳を塞いだ方が、どれほど簡単か。

 

 

 

しかしそうして手に入れたはずの、何より求めた「安全な孤独」に、咽ぶほどに淋しくなる。

 

 


誰でもいいからここから連れ出してくれ。


何ひとつ求められない、欲しがることさえ怖くなってしまった、
それなのに一人きりでいることに本当はとっくに、吐くほど飽き飽きしてしまった私の平穏な孤独を、ズカズカ入り込んできて邪魔してくれないか。

 


王子様のように、あるいは悪魔のように。
私を私からさらってくれないか。

 

 

自我の求めることは、どうしようもなく矛盾してる。

 

 

 

 

目覚めよ、ゾディアック。黄道十二宮の高貴なる獣たち。


本当の意味で自由に帰るとき、
卑小な生の概念の中で、鎖に繋がれ隷属させられてきた獣たちがその真価を取り戻すときがきた。


あなたがたにふさわしい、広大な天の宮殿がそれぞれに用意される。

 


ごまかしの満足の中で、いもしない「他者」の評価を求めて彷徨う、愚かな自我を破壊せよ。

 

それが見ているのは虚無であり、口から吐かれる言葉は自分を誤魔化す嘘ばかりなのだから。

 

 

 

ホロスコープの秘密の鍵を解き明かせ。

 

 

地球の中心、生命の源に重畳した、月から冥王星に至るまでの次元の階層を知れ。

 

 

 

あなたの目の前に、当たり前に展開している知覚世界を認識せよ。

 

 

 

触覚の世界と

視覚の世界と

聴覚の世界と

嗅覚の世界と

味覚の世界と

 

 

それだけを見てもあなたは別々の5つの世界を常に同時に生きている。

 

 

 

同じようにあなたは、

太陽の世界

月の世界

水星の世界・・・10惑星の世界を同時に生きているし、

 

 

それらを通じて、死を知らないゾディアックに接続している。

 

 

 

あなたは確かに、個体としての生命を持ってもいるけれど、

 

 

 

このような認識から見ると、「自分に自信を持つ」などというのは奇妙な言い回しに思える。

 

 

 

ゾーエーは自我に忖度しない。

 

 

 

自我の持つすべての悩みは、自我であることに固執するがゆえの病だから。

 

 

 

自我を脱ぎ捨てた時。

「良いか悪いか」の思考回路が無くなった時。

 

 

あなたのアイデンティティの形は完璧だ。

 

 

 

その凹や凸が、正しくゾーエーの受け皿となる。

 

 

その領域に入って初めて、あなたは、本当の「他者」に出会うことができる。

懐かしい顔に再会することができる。

 

 

 

 

そのときは、きっともうすぐそこだ。

 

 

 

 

 

 

 

岡崎直子

 

 

 

 

 

__________________________

 

 

 

【関連動画】

「ゾディアック・メディテーション」

 

意識を自我から解放する、黄道十二宮のメディテーション用音源です。

 

リラックスして、語りのキーワードをイメージしながらお聞きください。

 

誘導瞑想としても、入眠前のBGMとしても使えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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INFORMATION

 

 


4月15日(土)・16日(日)開催
【アストロロジー基礎講座】創造時代の占星術
 

☆早割〆切は3月28日15:00です

私たちは一人一人の意識の内側に宇宙を持っています。
そこには階層構造があり、星々の魂が息づいています。

 

自分の意識の広大な構造を知って、星と繋がることは、
創造者として生きるものにとってとても大切な叡智となるでしょう。

 

バビロニア時代発祥と言われる占星術は、

いわば人類史の始まりと共に生まれた意識哲学。

その本質は、よく知られる「占い」ではなく、
内なる神々や精霊、天使たちとつながって交流するための
不可欠の知恵だったのです。

あなた自身の霊を知るために。
あなたの魂のレシピを知るために。
あなたの人生のシナリオを描くために。

星の叡智はあるのです。

 

 

 


5月13日(土)13:30-19:00
【ライティング講座】言の葉の魔法
 

ご要望にお応えして、2回目の開催となります。
日本語の精神、言霊の中に宿る魔法について、
その哲学についてレクチャーする特別なONE DAYプログラム。

創造時代の言葉の操り方について、
言霊について学びたい方におすすめいたします。

 

 

 

 

 

 

 

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テーマ:

 

魚座の精神。

 

 

 

それは形ではなく流動。

 

活動ではなく瞑想。

 

目覚めではなく夢。

 

個ではなく集合。

 

確かな陸ではなく底知れない海。

 

 

 

 

意味のあることを為そうともがくほど、

無限の集合意識の海に溺れて沈んでいく。

 

 

全宇宙の全瞬間、全生命の全ての感情と記憶が、

ひと波で小さな自我を呑み込んでいく。

 

 

 

この魚座の海。

訳のわからない不定愁訴や、自己卑下に飲み込まれた時は、必死に自分の価値を証明しようともがくのは得策ではない。

 

必死に「自我」を保とうと力を入れれば溺れるのみ。

 

 

 

まず力を抜くこと。

 

守るのをやめる。

人の役に立つことをしない。

結果を出そうと思うのを、手放してみる。

 

 

 

 


こわばった筋肉の力が抜けると、体はゆっくり、水面に浮いてくる。

 

 

1.00の水の比重に対して、息を吸った時の人の体の比重は0.98。

たった2%、しかも「息を吸った時」だから、声をあげたりはできない。

 

 

だけど力さえ抜けていれば、体の2%、鼻と口くらいは浮かせられる。

 

 

 


無尽蔵の集合意識の海とまともに渡り合うには、

ほんのちっぽけな数十年の人生の自我はあまりにも無力だ。

 

かろうじて呼吸を保ちながら、背を押し上げる底知れない水に全身を委ねて、ただ漂うのみ。

 

瞑想の時間だ。

 

 

 

世界から切り離された、確たる自我があるという幻想が、背中から溶けていく。

 

 

人生や、他人や、状況や、今日という1日を、コントロールできるなどと、そうしなければならないなどと、自分を証明しなければなどと、なぜそんな壮大な誤解をしたのか。

 

 

私の背後にはいつも、この得体の知れない意識の海があったのに。

しかしその恐ろしげな海は、私を産んだ母体でもあるのだ。

 

 


暴れる自我をひと呑みで沈める海は、ただ畏怖すべき対象としてそこに在るのではない。

 

 

 

 

 

 

魚座の精神は言う。

 

 

夢の世界ではなく、自我意識の方こそがディリュージョンなのだ、と。

 

 

己の出自を知らない自我が、まるで無から自動的に個体として生まれてきたかのように振る舞うのを、母の目で笑う。

 

 

 

 

 

 


力を抜いて。

人生は戦場ではないの。

 

 

楽しい気分になると、世界がキラキラするでしょう。

落ち込んでいると、全てが色褪せる。

 

 

 

精神のレイヤー構造は、海の中でグラデーションに溶けて、ゆるやかに一つに繋がっている。

あなたもまた、そこから生まれてきた命。

あなたは世界そのものなの。

 

 

 


魚座の段階まで自力でやってきたあなたにだから言えること。

 

 

世界から分断されたまま、「役に立ちたい」「幸せになりたい」と思っても、それは難しいの。

 

 

 

あなたは、世界と戦おうとしているから。

世界そのものである自分と戦おうとしているから。

 

がんばるほど、自分を傷つけることになる。

 

 

 

 

創り上げてきた自我を、プライドを、経験則を、手放すのは怖いよね。

 

 

だけどこの魚座の海こそ、12星座イチの無限のインスピレーションの場所なの。

 

自我の堅い殻を溶かせば溶かすほど、叡智に満ちた霊感はあなたの全身全霊に沁み渡っていく。

 

 

 


積み重ねたものがあるからこそ、手放すことに意味があるの。

 

だから、ここまで頑張ってきた自分にも、堅く鎧った自我にもちゃんと意味はある。

 

 

 

 

さあこの海は、ねぎらいの場所。

今一度立ち返る、懐かしい子宮の中。

 

 

あなたがこれが「自分自身」だと堅く信じてきた全てを捧げるとき。

 

 

 


海に捧げるあなたの全記憶。全存在。

 

 

あなたの経験は集合意識に溶けて回収され、やがて次なる命を育むための栄養として、静かに沈殿していく。

 

 

 

 

 

自己犠牲とは、奉仕とは、本当はこのことを言うの。

 

 

 

 

 

岡崎直子

 

 

 

 

 

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♦︎3月20日(月)渋谷金王八幡宮にて開催!

儀礼芸術〜和羅靈〜 春分奉納祭

 

参加無料の儀礼芸術です。
ぜひ新しい太陽のエネルギーを味わい、楽しみに来てください。

 

 

 


♦︎4月15日(土)・16日(日)開催!
【アストロロジー基礎講座】創造時代の占星術

 

 

12星座・10惑星・自分自身のホロスコープを読みながら、
「意識」の構造について理解を深めるための、
創造時代のための占星術講座がいよいよ開講されます。
星を知り、繋がることは、自分自身の魂につながること。

海王星としてのあなたとは?
天秤座としてのあなたとは?
三日月としてのあなたとは?

生まれ星座というのは太陽星座のことですが、
それだけにとどまらず、あなたのホロスコープの中には
天球上の全ての惑星や星座がそのまま宿っています。

 

 

 

 

 

 

 

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