はじめて舞台に立ったとき、ここには何かがある、と思った。

そして私は、それがなんなのかを知らなければならない、と思ったの。

 

シルヴィ・ギエム

 

 

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純粋なブログ記事の更新は随分久しぶりになります!

 

今回は獅子座の世界と獅子座のエネルギーについて。

 

今朝未明の皆既月食の特殊な天体配置について掘り下げつつ、

獅子座について語ってみたいと思います。

 

 

 

 

ちなみに、毎月新月と満月の日に更新している、

岡崎直子の公式占いは、

以下のサイトにアップされています。

 

 

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【岡崎直子の公式占い】満月の占い・新月の占い

 

水瓶座満月・月食の占い

https://note.mu/naokookazaki/n/n63ce0a7d28f6

 

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さて、今日の本題です。

 

 

2018年7月28日 水瓶座満月(皆既月食)

7月13日の蟹座新月・日食
7月28日の水瓶座満月・皆既月食
8月11日の獅子座新月・日食

 


3連続で続く「食」の真ん中に当たる、水瓶座満月の皆既月食。

28日の未明にその瞬間はすでに通過しましたが、

この月食に象徴される2018年7月末の天体の動きは、とても特徴的です。


まずは、月食に先行して7月26日、水瓶座の正反対に位置する獅子座で水星が逆行を開始。
ついで28日の月食は、こちらも逆行中の火星とコンジャンクション(星同士がホロスコープ上で近接・重なり合うこと)。

 


太陽は23日に獅子座に入っていますので、この「獅子座ー水瓶座」軸

「食と逆行」「月と太陽」「水星と火星」の複雑なエネルギーが形成されています。


獅子座という星座は自己表現と創造性、「個」の強烈な魅力を光輝として外側に発散するエネルギーを持っています。

 

ご存知の方も多いと思いますが、太陽はこの獅子座の位置で最も強力な影響力を発揮します。

 


「わたし」という個性を、どう立て、どう世界に発信するか。
獅子座のシーズンは毎年、そのテーマを私たちに突きつけます。


毎回、太陽星座の180度真逆の星座というのは、

太陽に対して「影(シャドウ)」の役割を担います。

 

180度反対の星座というのは、同じテーマの両極。

S極とN極、北極と南極、陰と陽のように補い合う関係にあります。

 


獅子座と水瓶座の場合、獅子座の「個性の表現・芸術性・創造性」に対して、

水瓶座の「全体性の俯瞰・根本原理の理解・普遍性」という関係性。

噛み砕いて言うならば、獅子座が舞台役者で、水瓶座が総監督のような関係です。



通常であればこの「同じ軸を持つ正反対の2星座」は、

太陽が入っている星座をメインに、入っていない側をサポーターに、

といった関係性で働くのですが、

今回に限っては、水瓶座の満月(皆既月食)は、いつもとは違う、

変わったやり方で獅子座の太陽に影響を与えようとしているようです。


Noteの公式占いでも書きましたが、
日食や月食というのは、私たちの顕在意識と潜在意識の調整作用です。

太陽=顕在意識。


月=潜在意識。

 


ですから、月が太陽を喰らう日食とは「潜在意識による顕在意識への干渉」
そして、太陽が月を喰らう月食とは「顕在意識による潜在意識への干渉」となります。



今年の3連続する「日食・月食・日食」の調整作用を少し詳しく解説します。

 


【1】まず潜在意識に隠された「新しい意識の方向性」(わかりやすく、人生の新しいシナリオや、才能だと考えておいてOKです)があなたの顕在意識をツンツンと突つくように刺激を与え(7月13日蟹座新月・部分日食〜)

 


【2】刺激によって半強制的に目覚めさせられた「本来の自分の姿(のイメージ)」が顕在意識にインスピレーションを与え、それを受け取ったあなたは、自分の無意識の習慣を意識的に修正する。(7月28日水瓶座満月・皆既月食〜)
※無意識の習慣こそ、あなたの運命を実際に紡いでいるものです。習慣は性格、性格とは運命のことです。

 


【3】そして最後に、無意識の習慣の修正がうまく行ったか、それともまだ微調整が必要かの情報を、潜在意識からのリアクションとして受け取ります。新しい習慣が新しい性格を作り、新しい運命を導く。(8月11日獅子座新月・部分日食)
うまく行っていればそうなりますし、まだ微調整が必要なら、ここが今回のタイミングでのラストチャンスになります!



この3ステップの中でも、やはり最も重視されるのが、7月28日からの2週間。
今のタイミングです。

なぜなら、3ステップの中で最も能動的なアクションが求められるからです。


どんな性格のどんな主人公として人生という舞台に立つか(獅子座・太陽)
その主人公のためにどんな舞台を用意するか(水瓶座・月)



この観点で、自分の人生と自分の生き様を考え直して見てください。

 

 

 

 

 

 



♦︎What am I ?


さて、獅子座の「個性」について、少し補足しましょう。

 


人生に対する最も深遠な問いかけの一つとして「who am I?(わたしは誰?)」というものがあります。

 

類似の表現としては、「わたしの本当の才能はどこにあるんだろう?」「わたしの人生の意味は?」「わたしの使命は何か?」などなど。

 


自分が本当に心から望んでいること、やりたいことを探そうとするこの問いかけは、まあどれだけ考えても答えが出ないことで有名です(苦笑)。

 


それでも問うこと自体に意味がある、「who am I?」は大事な神秘学的なクエスチョンではありますが、
しかし獅子座の言う「個性の表現」は、実はこの質問では出てこないものです。

 

 



どんな性格のどんな主人公として人生という舞台に立つか(獅子座・太陽)
 

 


獅子座の観点では人生とは一つのお芝居・舞台であって、自分はその中心に立つ主人公です。

 

ここで問われている主人公の個性とは、あなたが本質的に誰なのか(永遠の存在であるとか、素晴らしい存在であるとか)ではなく、
あなたは何者として人生を生きるのか(What am I ?)なのです。


そして、それを決めなければ人生のシナリオは描きようがありません。


占星術師には占星術師の倫理と生き様があり、
歌い手には歌い手の倫理と生き様があり、
主婦には主婦の倫理と生き様があり、
小説家には小説家の倫理と生き様があります。


What am I? とは、あなたの立場を明確にするクエスチョンです。


職業的な肩書きだけが答えではありません。


私は美と芸術を愛する人として生きて行く!
私は神秘の探求をする人として生きて行く!
私は愛する人を守るために生きて行く!


それは物語の主人公が必ず持っている、矜持と美学。

 

そこが明確になって初めて、その主人公が生き生きと生きるための舞台を、

水瓶座はプロデュースできるようになります。


あなたが素晴らしい人で、誰にもない才能と魅力があって、必ずそれを形にできる力を持っていることは、もう分かっています。


だから、獅子座のシーズンにはそこから一歩踏み込んで、自分のあり方を自分で決める。

そのためのヒントとなる刺激は、

7月13日からの2週間の間にたくさん受け取っていたはずですから。

 

 



 

 


♦︎逆行する水星と火星の影響


皆既月食に伴って、獅子座では水星が逆行し、水瓶座では火星が逆行しています。

水星の逆行は情報伝達の阻害や、交通の乱れとして良く知られていますが、

「食」に絡んで今回の水星逆行は「取り漏らしている過去の情報を拾ってくる」ような雰囲気です。

 


日記をつけている人なら過去の日記を読み返してみる。
気になって買ったけど読まずにいる本を開いてみる。
自己分析のワークで過去に気づいたことを、もう一度読み返す。
心に響いたブログ記事をもう一度読んでみる。


などなど、以前は受け取れなかった情報が、今ならキャッチできるようになっている、というものがありそうです。

それは、あなたが自分を「何者として」定義して、どんな美学で生きて行くのか、ということを決定する手助けになってくれるはずです。




そして、皆既月食とコンジャンクションしている逆行火星は。

 

こちらは火星の通常のテーマである情熱・戦い・やる気・勝利……還元すると「行動力」にまつわる全てが、内向していると考えるとわかりやすいと思います。

 


これは、表面的に見ると意欲が減衰しているように見えますが、実はそれだけではありません。
対外的な動きは落ち着いていても、その分内面に変化を起こすエネルギーは満ちています。


特に今回は月食という、「顕在意識による潜在意識への干渉」を、逆行する火星がさらに力強くサポートします。


潜在意識、というと、目に見えない、よくわからない、意識できないもの、とイメージしていると思いますが、
実は私たちの日常の大半の時間や空間にはっきり姿を表して影響しています。

 


例えばあなたの自室の様子は、そのほとんどが潜在意識の反映です。


クローゼットの洋服掛けの、右から3番目にかかっている服はなんですか?
分からないという人は、そこは潜在意識に支配された領域です。


少し脱線しますが、
ですから「部屋を片付ける」「断捨離する」というのは、まさに「顕在意識による、潜在意識への干渉」なわけです。

天体現象の「月食」に象徴される行動を、私たちは日常で行っているわけです。


部屋の片付けだけでなく、1日の時間の使い方を整理整頓することや、お金の使い方を整理整頓することも、仕事の仕方(ワークライフバランス)を調整することも、体の健康を管理することも、「顕在意識による、潜在意識への干渉」。


グッと話が身近になりましたね!


そして、この調整を、「ただ目についたものを片付ける」という行き当たりばったりではなく、
自分の美学「何者として、どう生きて行くか」を決めた上で、それに合わせて整理整頓して行くことこそ、

この「食」の期間の具体的なテーマなのです。



あなたが何者なのかが決まれば、(獅子座)
あなたがどんな部屋に住んで、どんなことに時間を割いて、どんな生活をするのかが明快になります。(水瓶座)


(※注 ここでいう水瓶座の働きは、あくまでも獅子座をメインに考えたときの働きです。水瓶座がメインに回るときはまた違った働きになります。その話はまた、水瓶座のシーズンに!)

 

 

 

 

 

 

 

♦︎12星座別の取り組みテーマ


さて、人生の飛躍の基盤となる、「個性を定めて」「習慣を変える」タイミングは、8月11日の獅子座新月・日食から次の満月直前である8月25日頃までが中心。
足並みを揃えるように、火星の逆行も8月26日まで。27日には順行に戻ります。


月食と火星逆行の起こる位置から、生まれ星座の元素別に特にメインで取り組みたいテーマを挙げておきます。



《火の星座》
牡羊座・獅子座・射手座


「人間関係」に目を向けて考えてください。友人や家族、パートナーとの人間関係において、あなたは何者ですか?
人間関係の中で、あなたはどんな役割を担っているのでしょうか? それはあなたと、あなたの周囲の人々にとって心地いいものですか? 


《土の星座》
牡牛座・乙女座・山羊座


「仕事」に目を向けて考えてください。あなたのビジネスは、あなたの生き様と破綻なく繋がっていますか? 仕事をするキャラクターと、あなた自身が求める「主人公像」がかけ離れてはいませんか? また、夢ばかり描いて、ビジネスが成立しない結果になってはいませんか?


《風の星座》
双子座・天秤座・水瓶座


「自己表現・芸術」に目を向けて考えてください。あなたが表現したいもの、作り上げたい作品と、あなたの個性はちゃんと一致していますか? チャレンジ精神と行動力が先行して、何を作りたいのかが分からなくなってはいませんか? 真似事と本当の自己表現の差が理解できていますか?


《水の星座》
蟹座・蠍座・魚座


「感情・愛情」に目を向けて考えてください。豊かな感情をどんな風に美しく発散するのかを、組み込んだ上で「美学」を考えてください。アーティスティックな表現に昇華するのか、人の心をつなぐことを目指すのか、生き様の中に感情を美しく反映させてください。


 

 

 

 

♦︎メッセージ

過去数年間、古い時代から新しい時代への「シフト」「移行期」のエネルギーが満ちていましたが、
2018年の夏至、そしてこの日食・月食のタイミングを持って、いよいよ、物事の方向性が明確になってきたように思います。

今まで「なんとなく」で決めていたことや、
「なんとなく」でうまく行ってきたことが、

良くも悪くも、そうはいかなくなってきます。


雰囲気だけのスピリチュアルはどんどん力を失って行くでしょうし、
現実を本気で変えて行く意志のない、ムードに流されただけの「生き方革命」は、リアルな自分の現状に一旦着地することになりそうです。


変化変容の勢いに乗っていた時期から比べると、それをつまらなく感じたり、
あるいは不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、もう「ノリ」と「感覚」だけでは通用しないからこそ、私たちはいよいよ本気で人生のリアリティに向き合い、そこに新しい方向性を作り出そうとしているとも言えるのです。



今回の水瓶座満月・皆既月食を通して組み立てられた「What am I?」の答え。
人生という舞台を生きる主人公としての「私の個性」。


それは、現実を生きて行くための確かな土台であり、情熱です。



人生とは何か。
世界とは何か。
幸せとは何か。



立場が変われば、視点が変わる。
視点が変われば、答えが変わる。



自分が何者なのかを決めてしまうことを、あなたはもしかしたらためらうかも知れない。
すべての可能性を持った、素晴らしい可能性を持った、全体的な存在のままでいたいかも知れない。


だけどそんな時には、「決めたとしても何も失われるわけではないのだ」ということを思い出して欲しいと思います。


What am I の答えが変わっても、
Who am I のあなたはそこにあり続けているのだし、

一度定義した個性がどうしても気に入らないのなら、途中で変更してもいい(あまり頻繁にやるのはオススメしないけれど)

だけど自分が何者かを決めて、その舞台に立つというのは、生まれて生きている者にしか味わえない得難い経験です。


「はじめて舞台に立ったとき、ここには何かがある、と思った。

そして私は、それがなんなのかを知らなければならない、と思ったの」

シルヴィ・ギエム



遊びなさい、と獅子座の太陽は言う。
舞台からしか見えない景色を、見てみなさい、と。


あなたが自分で定めた美学を、最後まで生き切りなさい。
そうすれば必ず、あなたはあなたの人生が大好きになる。

カーテンコールの瞬間に、生まれてきた喜びと人生への恋愛に満たされて、旅立つことができる。


最高の舞台への喝采を浴びながら、あなたは恭しくレヴェランスをする。
その最後の退場の時まで、爪の先まで100%、優雅な舞台人であり、エンターテイナーでありなさい。

それが、人生を愛するいちばんのコツ。

 

 

 

 

 

Crossing

岡崎直子

 

 

 

 

 

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