新年が明けて、一月ももう終わりに近づいて来ました。
一年の抱負を心にしっかり握って、寒空の中、身体の内は芯から凍えながらも「さあ、今年も頑張るぞ!」と、一歩を踏み出していく季節。
自然界の中でも、少しづつ春に向けて生きものの小さな息遣いが聞こえてくるのを感じ取りながら、それらを育まれる神さまのみことばに耳を傾けるとき、神さまは早くもその『春の到来』について語って下さいました。
ボクは、心を励ましつつ、動かない身体を少しづつ動かしながら、”ひとつの目的地”を意識して走っていました。
その目的地とは、最近発見したとある喫茶店:「移動動物園をやっている家の動物園カフェ」。
店に入ってみますと、女性のオーナーとその他多数の小さな小さな(?)メンバー方々がお出迎え。
プードル犬の可愛い出迎えに手を伸ばしつつ、早速小さな小窓を一つ一つ拝見。哺乳類から爬虫類まで様々です。
部屋の窓から外を眺めますと、小さな広場にさまざまな動物が日向ぼっこをして休んでいます;「餌を売っていますので、あげて貰っても良いですよ」とのこと。
心の中で話し掛けようとしますが、相手からの声が聞こえない…。
しかし、しばらくしていますと、じっとしている者の中に動き出す奴が現れて来ました。そして、ボクに一つの思いを返してくれました;それがそこを訪れたことの神さまからの答えでした。
家に帰って来ますと、「ひとりは寒いなあ…。」
思い切って外に出て行こうとすると、奥様が帰ってくる所に出くわしてUターン。
部屋に再び帰って来ると、その部屋は再び暖かくなっていきました。
人が相手のこころの中に迎え入れてもらうために、どんな所を通っていかなければならないかを知ってるかい?
その道はときに『寒空の中のあの小さな、小さな”あの生き物』のように”静かに佇んでいなければならない時もあるんだよ。