最近、イヴ・ジネストさんの『Humanitude「老いと介護の画期的な書」』という本を読み続けています。

 

 

認知症についての考え方が分かり易く書かれているので、とても頭の整理が出来ます。

「認知症という目の前で起こっている現象を、これからも見続けて行きたい」という思いを新たにさせて戴いています。

感謝です。

 

 

 

 

さて、今日も老人介護施設で仕事をさせて頂きました。

 

そこで、御一人の年配者の方と食事の介助をさせて戴くことを通して、樋野興夫先生の書物からおことばを借りながら「生きるための心得」について、分かち合いをさせて頂く機会に与れましたことをここに証しさせて戴きます。

 

 

1.生きることは、まず、「自分はここに居ます(存在しています、あなたのために役に立てます、あなたを愛しています)」と自ら声を発信するということが必要である、ということ。

 

2.生きるということは、希望をしっかり自分の内に握り続けることであるそれには知恵と力がいる

 

3.ボクたちは(一緒に話をしている時点で)病人ではない。でも、まずは心を健康に保って自分の内にある病気を自分の手にしっかり握ってコントロールすることが大切である。

 

 

 

「あなたは病人ではない」とガン患者さんたちに語り掛けられる樋野先生のおことばに触れられて、今回このような語り合いをさせて頂けたことを、神に感謝いたします。