今日は、施設で利用者の皆さんと一緒に”雨に関する歌”を一緒に歌いました。
『かたつむり』、『あめあめふれふれ』、それに『あめふりお月さん』を歌いました。
『あめふりお月さん』で、雨がシトシトと降る中、馬に乗って花嫁さんが村を離れて行ってしまう様子を歌った内容に、
ボクは「これって、今流行りのジューン・ブライドじゃないの?
でも…、昔の農家の人たちにとっては、6月はとっても忙しい時だったそうだよ。」
と話すと、
「でも梅雨じゃないの!(つまり、『雨が降っては仕事なんかできないじゃない!』っていうこと)」との大半の反応。
ボクは、それに応えて、「でも、ボクが読んだ本にはそう書いてあったよ。」。
いま、昔の様子を想像してみる。
やっぱり、稲がまっすぐ伸びるまでは農家の人たちは不安だっただろうと思う。
本を読んでみると、
『6月には麦を刈って、田植えをせんなアカンから、6月には休みが一日も無かった。』(参照:桜のいのち庭のこころ 佐野藤右衛門/著)って書いてある。
やっぱりや。
そんな忙しい中、一番の働き手である若い女性が嫁いで村を離れて行く…。
そこから色んな状況が想像できるわけである。
そこで最初に戻って、
イタリヤなどでのジューン・ブライドが日本で流行るか、
ということなのだけれども、
国際交流が進むためには、これも良いのではないか、とボクは個人的に思うのである。
おわり