先日、ある人に出会ってから考えさせられています。
それは、ただ自分は自転車を走らせているだけでいいんだろうかということです。
昔、ボクは野田知祐さんの本を読むのが好きでした。『日本の川を旅する』という本やそのほかアラスカのユーコン川をカヌーで下る話など喜んでよく読んだものでした。でも、読んでいるだけで、実際の僕は仕事もろくに精を出さず、もうろくした歩みしかしていませんでした。どうやって生きるべきかを考える機会をも失ってしまったようでした。
イエスさまは、このような夢を見るだけの生き方をしていたボクを本当に夢のような生き方をできる者へと、実にそれから20年をかけて育て上げて下さいました。
C・W・ニコルさんの本には、『森を育てる』という内容の描写があります。手つかずのうっそうとしている自然の森を間伐を施し、高低差のある様々な木を植えて光を取り入れて調和のとれた森に作り変えていく、というお話です。
人間が森の中に入る、ということは、聖書のことばでは『地を従えよ』という表現でなされている所があります。神さまが森を創造して、人間がその神さまからその森を『管理せよ』とゆだねられている。「神さまは、人が森を管理するときにその森が生きて、良き実を豊かに生産するようになることを望んでおられる」のだ、とそのように聖書では書かれています。
ボクが一緒に話をした人は、生かすことと良き実を結ぶことは労力がいる、と話してくれました。
「ボクは、今日、何をしただろうか?」