ViVi8月号
にクロスクリニック銀座のレーザーホクロ除去をご紹介頂きました。
基本的にホクロはレーザーで取ることができますが、
ホクロの大きさや状態によっては、切除縫合が必要なこともあります。
ケースバイケースですが、1回で取る目安として、
大きさが直径5㎜以下のものはレーザーがお勧め、
それ以上、特に10㎜以上は切除縫合が良いです。
レーザーは魔法ではないので、
ホクロを取ると、その大きさの皮膚欠損が生じ、自分の修復力で傷が治っていくのが前提です。
1~2㎜程度のホクロはほぼ傷跡にならずに綺麗になりますが、
ホクロも大きく、あるいは深くなると、
レーザー除去後の傷平坦化や赤みの消失に数カ月から半年かかることもあります。
無理をすると陥凹した傷跡が残ることもあります。
特に皮膚の深めに色素があるホクロでは、
概ねのホクロは炭酸ガスレーザーで削り、深い部分は深追いせずに、
ルビーレーザーやヤグレーザーを追加照射することも良くあります。
ホクロの場所や体質にも影響されます。
例えば、
鼻先正中のホクロは、
レーザー除去後の陥凹が残ってしまう可能性が高く、
一度に削り取るより、少しづつ縮小していく方が美容的には安全です。
一方、
鼻の横(法令線のあたり)のホクロは、
少々陥凹しても目立たなくなるので一度に取ることが多いです。
ホクロがたくさんある場合は、完全に取るのではなく、
少しづつ縮小させたり、色を薄くしていくこともあります。
お顔全体として治療させていただく
ピコフェイシャルなどでは、回数を重ねるごとに
自然にホクロもなくなっていきます。
時間をかける方が傷跡にならないので綺麗な仕上がりですが、
普通に考えてホクロ除去の値段ではなくなるので、
ホクロだけ取りたい方は、やっぱり炭酸ガスレーザーです。