《コロナと共生 362》


2024年5月3


午前11時に20度!

午後1時に22度!

5時半に21度!



『暑からずうっすらの汗寒からず汗の冷えたる半袖のシャツ👕 滉坊』



行楽地は良い天気で、大混雑でやしょうか?


帰宅ラッシュの始まりでやす!



『新三人吉三』


《天明の大飢饉(1782年~1787年)と寛政の改革(1787年~1793年)》



万葉言葉の解説の続きを致しやしょうかね?


「雲」の続きでやす!



『あしひきの山川の瀬の鳴るなへに弓月が岳に雲立ち渡る 柿本朝臣人麻呂』



訓みは


「あしひきのやまがはのせのなるなへにゆつきがたけにくもたちわたる」


でやしょうか?



「あしひきの」は「山 峰」を導く枕詞でやす!


足を引いて喘ぎつつ登る意味でやしょうか?



意味は

「あしひきの山川の瀬音が大きくなるに連れて、弓月が獄(たけ)に雲が立ち渡っていく」


「足引き」に「立ち渡る」と揃えておりやす!


「鳴るなへに」とは「鳴る丁度その折り」の意味でやす!


「弓月が岳」とは、柿本人麻呂の妻が住む奈良の巻向山(まきむくのやま)の峰の一つでやす!



『娘子(をとめ)らが放(はな)りの髪を由布(ゆふ)の山雲なたなびき家のあたり見む 作者不詳』


わりと好きな歌でやす!


意訳は


「娘達の結わない髪を結う由布の山に雲よ棚引かないでくれ!家の方を見たいから!」


住宅展示場でもあるまいに家を見てどうするの?



大分の由布院の由布岳は「木綿の山 ゆふのやま」と呼ばれておりやした!


此の木綿(ゆふ)とは、和紙の原料「楮 こうぞ」のことでやす!


「放りの髪 はなりのかみ」とは、〔姑娘 クーニャン 未婚の女性のことでやす!〕みたいに二つの団子から垂らした髪を、二つの峰を持つ由布岳を乙女のお下げ髪に見たてたのでやしょうか?


山麓の妻の家の辺りを見たいから雲よ邪魔しないでおくれ!


「結う」とは「結婚」を表しやすから、読み人は新婚だったのかも?


娘の髪型から大人の髪型に替わる?


島田髷から丸髷に替わることでやしょうか?