『甲子夜話の148=松浦静山』新千夜一夜物語 第248話 | 結城滉二の千夜一夜

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《定紋   額に二八》

《替紋   亀甲に小》


小出氏は、越後から信濃に多いのですが、どうやら信濃が元になるようです。
旗本の小出氏は尾張系の小出氏の後裔のようで、信濃出身で藤原為憲系と称した小出氏は、用いた家紋から、実際には神官系(諏訪の古族後裔)であったことが明らかになってきます。

  なお、家紋は時代によって変わることがあり、また複数の家紋を使い分けることもありますので、これだけでは決め手にならないこともあります。

大坂の陣が起こる前年の慶長十八年に小出吉政は四十九歳で病没、嫡男吉英が家督を継承して岸和田藩主となりました。
その結果、出石は吉英の弟吉親が継ぎ、小出家は嫡流の岸和田藩と庶子家の出石藩とに分立しました。

ところが元和五年(1619)、岸和田を領していた小出吉英が出石に移封されたことで、吉親は丹波国園部に移動、園部藩が成立しました。
 吉英のあと出石小出氏は、吉重-英安-英益-英及と相続しましたが、元禄九(1696)に英及が僅か三歳で病死、継嗣がなかったため出石藩小出氏は断絶。

一方、園部小出氏は、奏者番、寺社奉行、若年寄など幕府の要職を歴任し明治維新に至っている。 

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《巻之2目録の39    旗下の小出氏、家紋の事 》


【小出亀之助とて(二千石)当時御使番なる人、予も相識にて武辺者なり。

此人の家紋、額の中に二八と文字あり。
予其故を問に曰。】



違訳=〔小出亀之助は二千石取りの中級旗本で、当時御使番を勤めており、お互いによく知っておりますが、中々武張った者でした(´∀`)つ■

彼の者の家紋は、額に二八の文字が書いてありました目

其処で私は、どういう意味なのか、問いました?

〈御使番とは
若年寄の支配に属し、役料500石・役高は1,000石・布衣格・菊之間南際襖際詰でした。〉


【我が先祖、其の処(地名忘)に於て首十六を獲て、其辺なる祠の額に積て実検に及べり。

神祖功労を賞給ひて、其状を家紋にせよと命ぜらるゝより、この如しと云へり。】


違訳=〔小出亀之助が語るには

《小出家の先祖は、地名は忘れ申したが或る戦のとある場所で、16もの首級を挙げられたのだそうじゃ!
其れで何方の首か確認する為に、近くの祠の扁額を借り、其の上に十六の首級を並べて首実検を行ったのだそうじゃ!

神君家康公が其の話を聞かれ、報奨を賜るに於いて、其のときの状況をそのまま家紋にせよと仰せになられたのじゃ!》

ホレ!此の様にな!

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