乳がん患者こそおしゃれな下着を | 乳腺コンシェルジュ かよこのブログ

乳腺コンシェルジュ かよこのブログ

乳がんを患いアートセラピーで自分を癒すことができた経験と知識を語ります。約10年の病院勤務で培った「患者さんの心」の理解を大切にします。健康な女性も予防をかねて御覧下さい。


テーマ:

 

上半身裸女性と花

患者は今までの下着がつけられない

 

私達乳がん患者は、病気を境に今まで健康な時に使っていたブラジャーが付けられなくなります。はれ、しこり、痛み、検査の影響などで、とてもデリケートな体になってしまいます。

日常的に不便が発生します。

ですので私たちは自分に合ったものを探すことになります。

 

ところが、それがなかなか見つからないのです。

なぜなら、一般的なものと、患者用のものとに大きな違いがあるからです。

 

一般的な健康な女性のブラジャーに備わっている「ごく当たり前のこと」が、患者用にはありません。

 

 

 

《一般的なブラジャーの特徴》

 

・デザイン豊富

・価格帯が幅広い

・店舗数が多い(ショッピングセンター、ショッピングモール、専門店、通販など)

 

 

果たしてこれらの特徴は患者用ブラジャーにもあるのでしょうか

 

 

乳がん患者さんのブラジャー選びの悩み

 

患者用の下着選びの悩みはとてもたくさんあります


・種類が少ない

・術後、敏感肌になった

・店舗数が少ない(大手下着メーカーにあるが、店舗が少ない)

・価格が高め

・品数が少ない

・体調が日々変化する

・デザインが地味

・左右のアンバランス

・術後の傷跡が擦れて痛む

・素材が蒸れる

 

 

なぜこんなにたくさんあるのでしょうか?

 

 

できれば病気のことを忘れたい

 

NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー理事長の真水美佳氏は、こうおっしゃっています。

 

乳がん患者専門店、専門下着を買うこと自体が「ああ、私は乳がんなんだ」と思い出してしまい、暗い気持ちになる人がいる、と。

 

また、一般の下着売り場で乳がん患者さんにも対応を、病院での下着選びの指導を、など今後の課題もおっしゃっています。(日経BP社がんナビレポートより)https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201510/544334.html

 

 

私達は迷いや暗い気持ちをどう解消すればよいのでしょうか

 

 

忘れたいでも忘れるわけにはいかない

 

患者は処方された毎日のお薬を飲み忘れるわけにいきません。

 

・日常生活において無理は禁物

・身体の異変を感じ取る

など、いつも気にしている必要があります。

 

「忘れる」のではなく、「上手につきあう」。心も体もほっこりくつろげる環境づくりが大切です。

 

 

下着を作りたい思い

ピンクリボン患者診察

 

私が摘出手術前に主治医に「下着は何をつければ良いでしょうか」とお尋ねしたとき、「専用のブラは高いですし〇〇〇〇のブラトップなどで良いと思いますよ」とおっしゃいました。

そのとき傷口が大きかったので、不安で購入できませんでした。しかし、ほかの患者さんたちに聞いてみると、「痛いのに無理して付けている」というのです。

 

ブラ自体が痛い、痒い

付けはずししづらい…

それもそのはず、メーカーは患者用に作っていなくて、一般の健康な人のために作っているのですから。

傷が痛いのに下着もダブルで痛い。それはとても大きなストレスとなります。下着は一日中肌に付けているものだからです。

 

毎日のことなので本当に大変です。

 

 

あとがき

猫寝転ぶ姿イラスト

 

乳がん患者として下着について思うこと、それは…

 

「ほっこり患部をいたわりたい」

 

私は裁縫が苦手です。

しかし、手作りのものを着用しています。

これを付けている時は楽です。安心します。

 

「おしゃれもしたい」

 

病気になって数か月後、患者さん用のおしゃれな下着を買いに行ったことがあります。

試着では色々試してフィッティングも見ていただき、合うものが見つかりました。

 

とても嬉しかったです。

 

 

ところが翌日、一日中それを付けていると凄く痛かったのです。

もちろん同じ商品でも痛くない人もいるでしょう。

自分の傷口がこれほどデリケートな状態にあるとはショックでした。

 

そして何より、「試着ではわからないことがたくさんあるんだ」と気づきました。

実際の日常生活での体の動きは複雑なんだと思います。

 

クロワッサン画像

 

 

「これを付けると嬉しいと思える」そんな下着があると前向きになれませんか

 

クロワッサンでは、乳がんに特徴的な「体調が日々変化する」「治療が長期にわたる」それらに対応できるものがないかと考案中です。

 

女性らしさと自信と快適さ。

身体の一部を失った悲しみをいたわり、オシャレに前向きに暮らせるように

 

がんであっても胸を張って堂々としていられる女性達が増えることを目指して!

 

 

フォローしてね…

 


がん・腫瘍ランキング

乳腺コンシェルジュ かよこさんをフォロー

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス