乳腺コンシェルジュ かよこのブログ

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乳がんを患いアートセラピーで自分を癒すことができた経験と知識を語ります。約10年の病院勤務で培った「患者さんの心」の理解を大切にします。健康な女性も予防をかねて御覧下さい。

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【乳腺コンシェルジュ かよこ からの心と身体の情報ブログ】
身体の一部を失っても女性らしく自分らしく生きたい。 ハンデを乗り越えて!

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検診や体の不調から、私達はまず、初診外来を受診します。

初診を受けるには医療機関は色々ありますので、自分や自分の体に合った所、詳しい検査を受けその後その結果によるファーストオピニオンを受けます。また、医師とのコミュニケーションの合う合わない、施設の雰囲気なども考えて選ぶこととなります。

 

 

ファーストオピニオンで、運よく自分にぴったりの医療にかかることができれば、申し分ないのですが、実はそれがなかなか難しいのです。

 

今日は、現状から紹介状をもらうまでのことについて書いてみたいと思います。

 

 

 

セカンドオピニオンを受ける人の割合について

 

 

 
★ファーストオピニオン(第1の意見)

 

検査や治療を受けるにあたって患者がその主治医から聞く意見のこと

 

 

検査や治療を受けるにあたって患者がその主治医から聞く意見のこと

 

今回の記事は、マイナビニュース2018年6月8日「セカンドオピニオンを利用しているがん患者の割合は?」を参考にさせていただきました。

 

こちらの記事によると、「3分の1のがん患者がファーストオピニオンに不安を感じてセカンドオピニオンを受けている」とあります。

 

セカンドオピニオンの印象

 

 

日本では、セカンドオピニオンという言葉としての使い始めは2000年ごろと思われます。当たり前に知っている人もいれば、ほとんど知らない人もいます。アメリカでは診療のあと「セカンドオピニオンを取りますか」と聞くのは当然のものとして根付いているそうですが、日本ではまだまだ普及してないのが現状です。

また、記事では、最初の主治医にセカンドオピニオンを申し出て、相手の主治医の反応が「悪かった」と感じた人は9%ありました。

この9%のうち、実際にセカンドオピニオンを受けるという行動を起こす人の割合はもっと減っていると思われます。

 

なぜこんなに少数の割合なのでしょうか。

 

仕事を休むわけにいかない人へ

 

 

乳がん患者がセカンドオピニオンを受けない理由のひとつに、「早く手術を終わらせて職場復帰がしたい」というものがあります。

セカンドオピニオンを受けるには、『新しい病院を探す』→『予約を取る』→『再検査を受ける』→『結果を待つ』

というとても長いタイムロスが起こります。

 

人気の病院や医師のいるクリニックは、予約をとるのが大変です。

 

 

仕事を何度も休めない、また休職するわけにいかない人にとっては、「早く手術や治療を受けたい」と思うのも、いたしかたないことなのかもしれません。

また、

 

「がんの基本は、早期発見早期治療」

 

このような一般常識が、私たちに「早く採らないと(手術しないと)手遅れになる」という不安をかきたててしまいます。

 

ところで、この「早期」という期間の意味の私たちの受け取り方は本当のところどうなのでしょうか

1~2か月待っても進行は急に進まないのか、それとも一刻も早く受けるべきなのでしょうか

 

 

ぜひ今もう一度考えてみませんか!

 

 

適切な治療を受けましょう

 

「がんの診断はベテラン医師でも難しい」と言われます。

 

だから、本来はがん診断には時間も必要なのです。つまり、私たちが適切な治療を受けることは、早急な判断をすることと実際には相反しているのです。

診断には、画像判断、病理検査、手術・治療の方法の提案、など色々な内容による診断が必要となり、ベテラン医師でも難しいと言われるゆえんでしょう。このことから理想は、ひとりの医師の判断に頼らず、熟練の医師が経験値で判断したり、医師チームでの総合的な判断が大切と言われます。

 

セカンドオピニオン依頼のやり方>

 

ファーストオピニオンのあと、セカンドオピニオンを受けたいと思ったら、最初にすることは、どこで受けるか病院を探すことです。

乳腺外来はどこも混み合うことが多く、初診予約をするのが、大変です。セカンドの場合、予約時になぜ受けるのかをまず説明しなければなりません。

紹介状があるかどうか、予約状況を訊ねたりもしなければなりません。

 

初診の診断書を主治医にいただくのも、場合によってはかなり待たされることも。

セカンドオピニオンに対する医師の認識も差があり、すぐに対応してくださるとは限りません。

私の場合も、なかなかいただけず、兄弟に強く押してもらったりしました。

 

 

のんびり待っているだけではなく、かなりの積極性な行動が必要になると思われます。

 

 

つい患者は医師に気を使って遠慮してしまいます。しかし、自分の身体を守る意味からもここは是非患者側も積極的になってほしいと思います。

 

 

積極的に・・・これが、紹介状をもらうコツです。

 

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ピンクリボンを手に

 

突然の告知は、想像もつかない程のショックを本人に与えます。ひと昔前ならば、本人には隠されていて、家族にのみ知らされていました。

 

「がんは治る時代」と言われるようになり、また治療の選択肢も増えたことから、本人への告知は今や当たり前のことになりました。 自分にとって大切な人が突然病にかかり大変な時、周りはどうすれば良いでしょうか? 

 

普段、病気や病人にはフォーカスがいきがちですが、恐らく周囲の人もアドバイスがあまりなく悩むことでしょう。 

 

 

何が必要なのか、考えてみましょう。 

 

 

 

まずは周囲のサポートが必要です。

 

患者は、告知と同時に治療がスタートするため、今までの生活が一変してしまいます。検査の苦痛や日常の不便が、治療のためにたちまち起こってしまいます。

 

患者にとってまずは身近な家族の力が必要です。 具体的には「手伝えることはない?」と手を差し伸べてあげてください。 今すぐには「無い」と言われるかもしれませんが、「思いやっているよ」という姿勢が、本人を安心させることになります。 

 

 ところが、言ってもらえないもどかしさは、家族にとってストレスとなってしまうこともありますね。 

 

 

手の差し伸べる方がわからないし、そもそもどうすればいいかわからない。そのうち「自分には何もしてあげられない。仕方がないや」となりがちです。このような方は、本人と一緒にカウンセリングを!

 

 本人が外に出られない場合は、家族だけでも大丈夫です。 経験のあるピアサポーターや、カウンセラーに打ち明けてみてください。病院に同行するのも大切です。 

 

 

 
★ピアサポーター  同じ症状や悩みを持ち同じ立場で支援する者

 

 

 

 

うつから守ってあげる  

 

 

クスリ水画像

 

 

国立がんセンター東病院臨床開発センター精神腫瘍学開発部長の内富庸介氏は、こうおっしゃっています。

 

 「がん患者がうつになりやすい年齢は60歳がひとつの分岐点。」と また、「乳がんの場合は、羅漢年齢(りかんねんれい)が他のがん種と比べて10歳前後若いことから、うつ、適応障害がおこる確率も高い」ともおっしゃっています。 

 

「ホルモン剤や、抗がん剤などの治療は、効果ばかりか副作用をももたらす。その副作用は、うつ病であり、がん治療そのものよりも苦しく自殺まで引き起こしてしまう」とおっしゃいます。 (がんサポート2009年12月の記事より参照)

 

 

 

 
★罹患年齢   病気にかかる年齢

 

 

 

私は、先日の9月8日(2018年)、いのちの電話公開講演会に参加しました。

 

その講演会の講師をされた高橋祥友氏(医学博士/精神科医)もまた、「がんやその他の病気により自殺する人はとても多い」とおっしゃっていました。 

 

「私なんていない方がいいんだ・・・」そんなことを心の中で思ってしまうからです。

 

乳がん患者さんは頑張り屋さんが多いと言われています。 

 

病気になったからといって、急に性格が変わるわけではなく、頑張り屋さんに「無理するな」「ゆっくり休んで」などと声をかけると自分を否定されたと感じやすいです。

 

 

対応のポイントは、本人の話に耳を傾けたり、共感してあげること。 我慢しすぎてうつになってしまわないように気をつけてあげましょう。

 

 

 

 

あとがき 

 

 がん患者は、身体の悪いところが目に見えません。 

 

完治には5~10年もかかります。

 

 「見えない障害」と言っても過言ではないでしょう。 

 

一見元気そうにしていても案外無理をしています。

 

 本人にも気づいていないことも多いみたいです。 

 

実際、私も疲労感を感じずにいたときでも、耳鳴りで数か月も困ったことがありました。 お薬による副作用から、ストレスを感じやすくなり、疲れやすい体質になっていることもあります。

 

先ほども言いましたように、「私なんかいない方がいいんだ」などと気持ちがふさぎこんだり、無気力になったりします。 

 

 

ご家族や親しい方は、「長期にわたる病気は、心の病も引き起こす」ということを、是非知っておいていただきたいと思います。

猫とかぼちゃイラスト

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上半身裸女性と花

患者は今までの下着がつけられない

 

私達乳がん患者は、病気を境に今まで健康な時に使っていたブラジャーが付けられなくなります。はれ、しこり、痛み、検査の影響などで、とてもデリケートな体になってしまいます。

日常的に不便が発生します。

ですので私たちは自分に合ったものを探すことになります。

 

ところが、それがなかなか見つからないのです。

なぜなら、一般的なものと、患者用のものとに大きな違いがあるからです。

 

一般的な健康な女性のブラジャーに備わっている「ごく当たり前のこと」が、患者用にはありません。

 

 

 

《一般的なブラジャーの特徴》

 

・デザイン豊富

・価格帯が幅広い

・店舗数が多い(ショッピングセンター、ショッピングモール、専門店、通販など)

 

 

果たしてこれらの特徴は患者用ブラジャーにもあるのでしょうか

 

 

乳がん患者さんのブラジャー選びの悩み

 

患者用の下着選びの悩みはとてもたくさんあります


・種類が少ない

・術後、敏感肌になった

・店舗数が少ない(大手下着メーカーにあるが、店舗が少ない)

・価格が高め

・品数が少ない

・体調が日々変化する

・デザインが地味

・左右のアンバランス

・術後の傷跡が擦れて痛む

・素材が蒸れる

 

 

なぜこんなにたくさんあるのでしょうか?

 

 

できれば病気のことを忘れたい

 

NPO法人エンパワリング ブレストキャンサー理事長の真水美佳氏は、こうおっしゃっています。

 

乳がん患者専門店、専門下着を買うこと自体が「ああ、私は乳がんなんだ」と思い出してしまい、暗い気持ちになる人がいる、と。

 

また、一般の下着売り場で乳がん患者さんにも対応を、病院での下着選びの指導を、など今後の課題もおっしゃっています。(日経BP社がんナビレポートより)https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201510/544334.html

 

 

私達は迷いや暗い気持ちをどう解消すればよいのでしょうか

 

 

忘れたいでも忘れるわけにはいかない

 

患者は処方された毎日のお薬を飲み忘れるわけにいきません。

 

・日常生活において無理は禁物

・身体の異変を感じ取る

など、いつも気にしている必要があります。

 

「忘れる」のではなく、「上手につきあう」。心も体もほっこりくつろげる環境づくりが大切です。

 

 

下着を作りたい思い

ピンクリボン患者診察

 

私が摘出手術前に主治医に「下着は何をつければ良いでしょうか」とお尋ねしたとき、「専用のブラは高いですし〇〇〇〇のブラトップなどで良いと思いますよ」とおっしゃいました。

そのとき傷口が大きかったので、不安で購入できませんでした。しかし、ほかの患者さんたちに聞いてみると、「痛いのに無理して付けている」というのです。

 

ブラ自体が痛い、痒い

付けはずししづらい…

それもそのはず、メーカーは患者用に作っていなくて、一般の健康な人のために作っているのですから。

傷が痛いのに下着もダブルで痛い。それはとても大きなストレスとなります。下着は一日中肌に付けているものだからです。

 

毎日のことなので本当に大変です。

 

 

あとがき

猫寝転ぶ姿イラスト

 

乳がん患者として下着について思うこと、それは…

 

「ほっこり患部をいたわりたい」

 

私は裁縫が苦手です。

しかし、手作りのものを着用しています。

これを付けている時は楽です。安心します。

 

「おしゃれもしたい」

 

病気になって数か月後、患者さん用のおしゃれな下着を買いに行ったことがあります。

試着では色々試してフィッティングも見ていただき、合うものが見つかりました。

 

とても嬉しかったです。

 

 

ところが翌日、一日中それを付けていると凄く痛かったのです。

もちろん同じ商品でも痛くない人もいるでしょう。

自分の傷口がこれほどデリケートな状態にあるとはショックでした。

 

そして何より、「試着ではわからないことがたくさんあるんだ」と気づきました。

実際の日常生活での体の動きは複雑なんだと思います。

 

クロワッサン画像

 

 

「これを付けると嬉しいと思える」そんな下着があると前向きになれませんか

 

クロワッサンでは、乳がんに特徴的な「体調が日々変化する」「治療が長期にわたる」それらに対応できるものがないかと考案中です。

 

女性らしさと自信と快適さ。

身体の一部を失った悲しみをいたわり、オシャレに前向きに暮らせるように

 

がんであっても胸を張って堂々としていられる女性達が増えることを目指して!

 

 

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