8月5日 父の百箇日でした。

 

風が強くて 父の眠るお墓の前で

 

お線香に火をつけようとしても

 

蝋燭に火を灯すのも難しいくらいで

 

何度も何度も火を灯し直しました。

 

早くお線香に火をつけてしまうと

 

早く帰ってしまうから

 

少しでも傍にいて欲しいという父の希望だったのかも。

 

 

百箇日は別名、卒哭忌というのだそうです。

 

”声を上げ泣き叫ぶ(哭)ことを卒業する”

 

inko-chanには100日前と今日と

 

全く変わらない気持ちでいます。

 

周りはみんな元の生活に戻って

 

楽しそうにしているのが羨ましいというのではなく

 

自分とは関係のない別世界の事のように思えます。

 

inko-chanだけがぽつんと取り残されてここにいる、

 

誰にも分かってもらえない

 

そんな寂しさでいっぱいです。