http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120203-00000931-yom-soci



秋入学を京大も阪大も、協議するというニュース。

東大が、ぎゃーぎゃーゆってたので、

欧米にあわせると、しゃーないかなとも思ふ。



いわゆる「ギャップターム」は、確かに問題ではあるし、

特に、就職活動において、そういえる。



帰国子女に大学があわせ、企業が、

また、それにあわせることになる。



これは、従来の日本の教育の在り方と、

カリキュラム全体に、影響を及ぼす。



はてさて、どっちがいいのかは、

オレには、分からない。



もうこの十年いやもっと前から、

日本の教育水準は、どんどん低くなった。



確かに、小学校から改訂が行われ、

ある程度、中身が濃くはなった。



が、しかし、公立にしか通えない家庭の子供にとり、

ますます裕福な家庭や親が学力の高い家庭に

生まれたほうが、非常に有利になってしまった。



なぜなら、公立小学校や公立中学では、

徹底的に、量が足りない。



もちろん、質もいまいちなのだが、

習得するまで、量をこなさないといけないが、

それが、まったく足りない。



自分でこつこつ勝手にがり勉くん以外、

井の中の蛙状態で、大学受験に勝てるわけがない。



だって、ライバルはふんだんに金をかけてもらい、

競争につぐ競争を勝ち抜いてきた、お受験エリートだもの。



そうした家庭と一般の家庭の差は、

あまりにも大きい。



また、帰国子女に関してだが、

この子供たちは、ごく一部だけが優秀であり、

大半は、勘違い野郎なのである、困ったことに・・・。



わざわざ、彼らにあわせて、「秋入学」に変更していいものか、

そうではなくとも、欧米がそうだからという単純な理由で、

そちらに合わせていいものだろうか。



文系はどーでもいいが、理系教育は、

日本はなかなかのものである。



歴史的にずーっと形成されてきた数学教育は、

見事に完成させているといえる。



中学受験なんかなくとも、順序良く学んでいけば、

誰でも、大学水準のレベルまで、いける。



それほど、日本の数学教育は優れているのである。

できる中高生ならば、世界トップレベルだろう。



もっと、わが国の教育に自信をもっていいのだが・・・。