最近、NHKの土曜夜のドラマ「鉄の骨」にはまっています。
鉄の骨とは文字どおり建築の「鉄骨」を意味するのでしょう。
大学の建築科を卒業した小池徹平扮する主人公は、
勤務先のゼネコン「一谷建設」の設計部署から畑違いの土木部門の営業課に配置替えされる。
そして、その営業課で見た実態はまさしく談合の世界。
公共工事の入札説明会のあと、上司に連れられていった雀荘には各ゼネコンの営業マン
が集まっていた。
そこには「ボス」と呼ばれる仕切り役がいて、「今回は一谷建設がチャンピオンだ」と言う。
チャンピオンとは落札企業のこと。
しかしそこには陰謀があって、実際の入札で落とすことはできなかった。
また、独禁法の絡みもあり、「談合は一切しない」という建設会社の登場により、
一気に落札金額が下がってしまい、受注できない状況になってしまう。
主人公は談合は犯罪だという意識と、会社を救わなければという狭間で
葛藤するというストーリーです。
私たちの仕事と建設会社の仕事は異なりますが、
時代の移り変わりとともに大きな変革をせまられる点は
共通しているようです。
もし、時間があるときは見てみてください。
(UMA)