もっと元気に!もっとキレイになる!マクロビオティック☆
「食」で人生をデザインする料理研究家の小川原朋子です。
「旬の根菜づくし」をテーマに、
先日、
石岡市の「マクロビオティック講座」でお料理レッスンさせていただきました。
10月から12月まで月1回講座の2回目
教室いっぱいの
6テーブルで調理実習をしていて、とっても活気のある講座です。
今月のレシピの中から・・・
「れんこんハンバーグ」
じっくりいためた玉ねぎと、
皮付きのまますりおろしれんこんの甘みがじわっと口に広がる、感動のおいしさに仕上がりました♪
受講生の皆さまにも「おいしい」と大好評でした。
日に日に寒さを感じるようになってきましたので、
ハンバーグにはソースではなく、吉野本葛の和風あんをとろりとかけて。
「れんこん湯」
「れんこんハンバーグ」を作るとき、
すりおろしれんこんの余分な水分を絞った汁を活用して、
食べもののお手当て「れんこん湯」を作りました。
れんこんの絞り汁としょうが汁、自然塩、水を合わせて、
火にかけてさっと煮立て、温かいうちに飲みます。
”良薬口に苦し”といいますが、
食べ物のお手当て「れんこん湯」は、まろやかで甘みがあるんですよ。
れんこんは昔からのどの特効薬といわれています。
れんこんがのどの特効薬というのには、ちゃんと理由があるんですよ。
中医学の考え方に
「類似の法則」
~その臓器と同じ形の食べ物を食べると、
その臓器の働きを高めることができるという考え方~があり、
気管支と類似する食べ物が、
中に空気穴のある「れんこん」というわけ。
「れんこん」も泥の中で、
酸素を吸って、二酸化酸素を吐き出すという呼吸をしていることから、
呼吸器のトラブルには威力を発揮してくれるんですよ。
特に薬効成分を組み合わせた「れんこん湯」は、
風邪の咳、のどの痛み、ぜんそく、気管支炎など
呼吸器系の疾患に効果があると温服されてきました。
最近では、
「NHKあさいち」でも
世界的なオペラ歌手、森啓江さんが
「れんこん粉末」(土浦で作られています)をお湯で溶いたものを5年間取り続けて、
子どもの頃からのアレルギー性ぜんそくが改善した話が話題になりましたね。
「れんこんでアレルギー改善!?」と思う方。
これは科学的にも証明されているんですよ。
野菜の抗アレルギー性について研究をしている、
埼玉医科大学の和合治久教授によると、
「れんこんには抗アレルギー性のある成分が含まれている」
「しかも、ぜんそくだけでなく、アトピーや花粉症も改善する」とのこと。
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/2013/10/28/01.html
のどのためにも、カラダのためにも、
旬の「れんこん」、じゃんじゃん食べましょう!!
次回の「マクロビオティック講座」は「大豆たんぱくの唐揚げ風」など予定しています。
お楽しみに
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