津川洋行DB158 その4・ 変態カスタム編 | 鉄道模型900ちゃんねる

津川洋行DB158 その4・ 変態カスタム編

今回は上級編ではなく「DB158・ 変態カスタム編」。

と、その前に。

 
津川洋行さんのHP(←クリック!)によりますと、
DB158の動力ユニット(TU-DB158)が

8月上旬に5,000円(税別)で発売されるそうです。

ジャック軸がある車両は少ないので
汎用レンジはコッペルなどより狭そうですが、
よりマニアックなフリーや外国車両の製作に重宝しそうです。
モデラーにとってはほんと、いい時代になりました。
 
呉尾はまず、この動力を初めて見たとき、真っ先に
アレが作れないだろうか?」
と考えました
 
その、ナニなアレとはコレです。
 
ドイツではGlaskasten(グラスカステン・ガラス箱)の
異名で知られる、 PtL2/2 蒸気機関車。
※写真はウィキペディアより
 
DB158が後端にジャックシャフトがあるのに対し、
グラスカステンのジャックシャフトは中央で、
メインロッドを短縮化して往復運動による
重量ロスを軽減しています(後期型はジャックシャフト廃止)
 
 
試しに、DB動力の車輪とジャッククランクを組み替えてみました
めちゃくちバッチリ決まる上に、
「シリンダーをココに付けて」と言わんばかりのスペースもあります(笑)
 

 

 

試しにリターンクランクとメインロッド(チビロコのものを短縮)を

取り付けてみます。

なんかマジで行けそうな気がしてきました。
 
 
ちなみにリターンクランクはNゲージストラクチャーの
手すりをこのようにカットして… 

 

 

このあたりに0.4ミリのドリルで開け…

 

 

熱で伸ばしたランナーを通して接着し…

 

 

カットしてヤスリで太さを調節すればできあがり。

先端を熱してカシメるためにピン部分は長めに残しておきます
 

 

勢いでリターンクランクを作ってしまったので、 

必然的にエキセントリックロッドと加減リンクも

作る羽目になってしまいました

ロード類は0.5mmのプラ板で作ります。
先に穴をあけてからロッドの形に切り出していきます
 

 

なんだかんだで自作の追加ロッドが完成。

 
 

 

DB動力も、フロントデッキスペース確保のため

モーターをできるだけ後ろに押し込むように改造しました

(これがけっこう手間がかかった)

マスキングテープは端子の絶縁のためです

 

 

心配した走行テストも、ストレスなくスムーズに走りました

ちなみに、確認できないというのと
走行のためのフリクションロスを低減させるために、
前方のサイドロッド(動力の長い方のロッド)は
外してあります。
 
これで下回りが完成。
 
次は上周りです
 
キャブはそのまま使用します
DB158の4枚窓からプラの角棒を使って
クラスカステンの特徴でもある3枚窓化します

 

 

コッペルのボイラーを接着。

これだけでもうグラスカステンに見えてきます

 

 

しかしDB158は小型DLのため、これをベースにすると

縮尺が180分の1くらいになり、Nゲージというよりは

Zゲージに近くなってしまいます

 
グラスカステンは、標準軌なだけに意外とデカイのです。
 
まぁ、「日本の地方鉄道にもしグラスカステン型SLがいたら」
というラノベ的な想定にして、
日本サイズの妄想小型SLということで製作を進めましょう。
 
ランボードはDB158のものを前後に6mmほど詰め、
実車同様船形のくさび状にカットしました
こうやって細かいパーツを作って
いろいろ加えていくのって楽しいですね
 
特徴のある自動給食給炭装置付きのコールバンカーは
0.2mm厚のプラスチックペーパーで製作。
いらないストック部品から、レリーフ的なものを
適当に貼り込んでみました。
 
一旦大ざっぱに着色したら、
0.3ミリの真鍮線で手すりを作っていきます
 
コールバンカーに石炭も入れてみました
 
 
手すりを黒で塗装し、
細かい部分にも色さしを施して上周りが完成。
 
ユニットと合体させて、完成。

Glaskasten(グラスカステン・ガラス箱)というより、

Kleinkasten(クラインカステン・小箱)ですね。

 
やはり上下の縮尺の差には無理があり、
ロッドがサイドにはみ出てしまいます
でも日本型の妄想車両なので問題ありません(笑)
 
全長はDBよりもさらに短くなっています
 
スローもそこそこ効くし、走りはバッチリ。
後ほど走行動画をアップしたいと思います
 
ネタで作ったチビロコ客車のショーティ(車高も下げた)でも
比較するとかなり大きく感じてしまいますね(笑)
さてさて、変態カスタム編、いかがでしたか?
結論・DB動力、めっちゃ遊びがいアリ!!
 
それでは、また。