日が暮れるのも早くなり、
秋の夜長をみなさんはどうお過ごしですか？
この季節特有の、
しみじみとした気持ち、感慨深い気持ち、
自然の移ろいが、
物思いにふけるにはぴったりのころあいですね
わたしは、この季節になると、
移ろいゆく景色に、
紅葉の美しさに心を奪われながらも、
刻一刻と過ぎてゆく時間に感じぜずにいられません。
私たちの『生きる 』ことは
見えない時間の流れのなかで
刻一刻と過ぎていき、
限りがあるということ。
私たちは身近な家族であればあるほど、
自分の感情のすべてをぶつけてしまいがち。
そして怒りやいらいらやを伝染させたりして。
どうしようもないことや
相手に期待して、してもらえなかったこと。
そんなことにイライラして、
思い通りにならないことにため息ついたりして。
『生きる』とは
『思い通りにならないこと、にどう心が向き合うか』なのかと思います。
そして愛とは、きっと
相手をそのまんま受け止めること。
相手の強さも相手の弱さも
格好良さも、情けなさも、、
ほんとはいいも悪いもないのですけれどね。
ただ相手をどう見るか、思うかは、
こちら側の心の物差し、心持ち次第。
だからこそ
『限られた生』の時間のなかで、
大切な人をきちんと大切にし、
笑い合い、励まし合い、助け合い、
そんな日々を一日でも多く過ごし、
慈しんでいきたいなと。
june xx