クレデュ 副代表の宮崎です。以下は、私が23年9月から24年8月まで1年、フランスのグランゼコール EDHEC GlobalMBA(経営学修士)での挑戦記となります。
④38歳 海外大学院の受験勉強 1概観と英語
これまで、フランス ニースにあるEDHECという経営大学院のMBAを目指すことについて書いてきました。
実際目指そう!と思っても、当然、受験があります
私が受験した試験プロセスは、
1.英語の試験(IELTS)
2.英語で数学と国語つまり英語の試験(GMAT、GRE)
3.ビデオ課題(KIRAtalent)
4.面接
5.推薦状(2通)
6.大学時代の成績(GPA)
を加えた総合力で世界の社会人と戦います
この試験フォーマットは例えば、ハーバード大学やスタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学などのトップオブトップでも同様の試験方式となります。しかもそれはMBA以外の大学院、医学から法学までこれをクリアすれば合格できます。(GREを利用すれば)そして、欧米だけでなく、シンガポールや中国などの大学院もこの入試方式ですから、グローバルで共通テスト(世界版)だといえます
とはいえ、このディープな受験プロセスが、全国の有能なビジネスパーソンの海外MBAへのチャレンジ精神をボキボキに折ってきたといっても過言ではありません。この受験プロセスを合格まで最短1年、平均2年くらいで準備していくのが海外大学院の受験イメージとなります
この受験プロセスをクリアするために大手の予備校(AGOS)などがありますが、私は教育者の端くれとして、できる限り自力で一個ずつ苦しみながら挑戦していこうと考えました
この1.IELTSとTOEFL 2.GMATとGREに関して 点数を上げていくことを「スコアメイク」といいますが
まずは英語のスコアメイクから。
IELTSとTOEFLというと違いは、欧州側がIELTS、米国がTOEFLという感じになります。ただ難易度は差はないでしょうが、スコアメイクでいうとIELTSがしやすいとうわさされますせっかくフランスの大学院を目指すわけでここはIELTSを利用することにしました。ちなみに大きく違うのはSpeakingが機械相手に喋るTOEFLと人相手に喋るIELTSと、あとはWritingがIELTSが難しいというのが大きな違いとなります。
IELTSは、9点満点で4技能(Reading,Listening,Writing,Speaking)となります。こちら一回28,000円の受験料
超トップ校でネイティブレベルだと7.5
トップ校で7.0
とりあえずTOP50のMBAなら6.5 といった感じの肌感覚があります。
留学経験の無い私は7.0を目指すのが精いっぱい。6.5でも仕方なしという感じでした。
リスニングやリーディングはTOEICなどとそれほど大きな問題差を感じませんが、やはりSpeakingとWritingが特別な対策が必要ですね。
SpeakingはDMM英会話などのオンライン英会話を利用することはもちろんですが、質問が変化球も多いので、テンプレートを暗記することとうまく利用することが重要だと感じています。
またWritingは特に難しいです。
IELTS ライティングの 4つの採点基準
Task achievement (課題への適切な回答)
Coherence and cohesion (一貫性と論理性)
Vocabulary (語彙力)
Grammatical range and accuracy (文法の正しさと複雑さ)
例えば、同じ単語は言い換え(rephrase)て使わねばなりませんし、平易な単語(makeやhave)なども好まれません
同じ意味であっても複数の表現を覚える準備が必要で、これは日本の高校英語や大学英語などの指導とは全く異なり、かなり日本人に辛い
さらに、大学受験では甘く採点される、「内容」や「論理展開」も厳しく、、改めてWRITINGの難しさを痛感します。
しかし、よく考えれば、この先留学時にアメリカ人やインド人と同じ課題を課されて同じフィールドで採点されるわけですから、それくらい書けとけよ と僕は過去の自分にアドバイスしたいですね
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世界18位(Economist誌)/ヨーロッパ7位(FT誌)/アントレプレナーシップ 世界1位(Poets&Quants)/ESG 世界4位(FT)のフランスのグランゼコール EDHEC GMBAを修了した副代表が制作したキャリアプログラムと総合型選抜対策はクレデュで
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