ポリープと通販サイト | カフェバー|credo|下高井戸駅1分

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バータイム店主による日々雑感

◆4月26日

 便に潜血が見つかったから、ただちに精密検査を受けなさい、いいですね、ちゃんと受けなさいよ、と健診結果で医者に念を押されてしまったので、ただちに専門医のところへ行く。

 

 数日後に、大腸内視鏡検査を行ったところ、小さなポリープが1個あることが判明。医者は「検査のついでに取っちゃいました」と軽く言った。どうも、潜血に関してはこの大腸ポリープからのものではなく、その出口付近に火元があるらしかった(何を言ってるか分かりますね)。

 

 検査した病院から帰る途中、そういえばわが胃腸は現在、まったくの空っぽの状態なんだなと思った。汚れのない胃腸なんだな、なんだかうれしいなと思った。こんなことめったにないぞと思った。

 

 すれちがう人たちの腹の中にはきっといろんなものが詰まっているのだろう。あの紳士もあの美女も。だけど、おれは空っぽで無垢な胃腸。よくわからない優越感に浸りながら、軽い足取りで家に帰ったのでした。


◆5月10日

 少し前に取材を受けた「世田谷ライフ」(エイ出版刊)の掲載誌が店に届いていた。近所にある数々のいい飲み屋の末席を汚す形で、当店も載せてもらった。見出しに「女子力高め」とあったのは、夜に甘い物も出しているのが理由のようだ。

 

 ありがたいことに、この記事を読んだのであろう女性客2人が入店。なぜ、雑誌を見たと思ったのかというと、記事で写真とともに紹介された「自家製レーズンサンド」などをすぐさま注文してくれたからである。

 

 しかし、この2人が入店した夜は「女子力」は皆無だった。カウンターにずらりと並んだのは、地元・下高井戸の出身で小学中学からの幼なじみという60代たち。うちにくる前に近場で1~2軒寄ってきたらしく、いずれも酔顔。であるからして、話し声がデカイ、笑いがデカイ、くしゃみがデカイ。おっさん力が全開なのであった。

 

 雑誌記事と実態が全然ちがうじゃないか、という好サンプルをはからずも目撃してしまったくだんの女性客は何を思ったか。これに懲りずにまた来てね。


◆5月20日

 長らくドレッシングの通販サイトを出店してきた「ヤフーショッピング」が5月22日に対象店舗を一斉に閉じるという。対象は小規模事業者や個人事業主が多い「ライト出店者」で、わが店も当然含まれている。

 

 お知らせが来てから、さてどうしたものかと考えてきた。このまま出店を続けたければ、「プロフェッショナル出店」へ移行せよとヤフーは言う。でも、プロ店は法人やネット運営に長けた人向けで、出店審査や運営仕様がややこしくて当方には手に負えない。

 

 パソコンの操作は前職のころから苦手だった。エクセルとかパワーポイント、ネットサイトの更新などはすべて後輩たちにやらせてきた。店を始めてからも、サイト作りは人に頼ってきた。こうしたツケが回ってきてしまい、今は頼れる人が見当たらない。

 

 手をこまねいていたら一斉閉店の日も迫ってきた。こうなりゃしかたない。自分でやってみるか。

 

 店のお客が教えてくれた「BASE」というサイト構築サービスを使ってみた。同社のホームページに行くと、出店費用無料、開店準備の簡便性などが売り物のようだった。

 

 作業開始は午前10時半。アカウント登録、アドレス設定、決済手段の設定、特定商取引法に基づく販売者情報登録、デザイン設定、配送料設定、文章作成、写真挿入――うまくいかないところを端折りながらも、一応は形になってきた。

 

 おれだってやる時はやるんだからな、みんななめんなよ、とパソコンの前でえばっていたら午後5時になっていた。

 

***

 

当店では、従来の通販サイトを下記の新サイトに移行します。5月24日に受注を開始する予定です。

 

クレドのドレッシング店
https://credodress.thebase.in/


2019年5月21日
バータイム店主