全国銀行協会の奥正之会長(
三井住友銀行頭取)は2007年5月22日の記者会見で、
消費者金融の今後の見通しについて
「ここを凌いでいけば、収益力は昔ほどではないにしても回復していくと見ている」と語った。
大手銀行の一部は07年3月期決算で、親密な関係にある
消費者金融が大幅な赤字に転落した影響を受けて減益を余儀なくされているが、
奥会長は自行を例に、「
消費者金融市場は引き続き存在していくわけで、われわれが
プロミスとの提携を見直すということは考えていない」と話した。
また今後、
消費者金融の再編が起こることを予測し、それを見ながら銀行も対応していくとしている。