急ぎすぎたアズマイチゲ | Creative.Aroma(element)

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スプリング・エフェメラル(春の妖精)と言われるアズマイチゲを二週間ごとに観察しています。

二週間前は、数株しか花をつけておらず、しかも下を向き、葉も縮れていたアズマイチゲ。まだ寒かったのです。

 

先日見に行くと、しっかりと花開いたアズマイチゲが、一面に咲き、見頃を迎えておりました。

今年も春の妖精がしっかりと花開き安心しました。

 

アズマイチゲは、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。

 

白く花びらに見えるものは、萼片です。一つの花を咲かせます。

 

葉は3枚が輪生し、3出複葉ですが、中には4枚のものも。

葉の形や、葉の枚数、萼片の数も、よく観察すると、個体差が大きいです。

 

イチゲのような、キンポウゲ科の植物は原始的な性質を残していると言われます。

 

原始的な性質を持つ植物は、萼片や花弁などの花器官が、らせん状に並ぶ性質を残し、またそれらの数も一定していないそう。

花器官が、葉としての性質を残しているのがわかりやすいです。

若い葉

 

若い葉には切れ込みが強くあるのに対して、だんだんと花器官に近づくにつれ、切れ込みがなくなり、特に4枚目の葉は萼片の形に近くなっておりました。

 

それから、面白いイチゲを一輪ほど見つけました。

 

「急ぎすぎたアズマイチゲ」です。

萼片の色が白く変わる前に、ほかの萼片とは外れて、茎から出ています。

 

本来の萼片の出る場所から、フライングして出ている状態です。

その萼片は、真っ白ではなく、葉の緑を残しています。

 

ゲーテの植物変形論の結論である「花は葉の変形したものである」という主張が、この急ぎ過ぎたアズマイチゲからよくわかりました。

寒さで例年より遅く咲いたアズマイチゲ。

 

今度は季節外れの暑さも続くようですから、急いで咲いたのかもしれません。

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