大きいワゴンでやってきた不動産会社のMさんと挨拶を交わす。

 

 

人生で一から引っ越しなどの経験も少ないため、不動産業者と絡むこともあまりない。何を聞いて良いか分からない。まあ、今回はものは試し、これから先の情報収集や交渉などの勉強にもなるだろうしと、見栄も取り繕う気もなく、ただ気になったことを聞いた気がするが、今となっては何を聞いたかもう思い出せない…(苦笑)

 

 

多分よくある天気の話などから少しずつコミュニケーションを取っていたような気がする。現地にしては珍しく天気が悪いそうで、たしか日照時間が日本で一番長い?みたいなことを言っていただろうか。(※誤認識だったら本当にすみません…)

→追記:気になってちょっと調べてみたら、日本一ではなさそうなものの、確かに全国平均は大きく上回っていて、「日照時間国内トップクラス」みたいな表現でした。

 

 

私、基本的に晴れ女なのだが、この時ばかりは残念。

「実は晴れていればあっちには△△山が、そっちには□□山が見えるんですよ〜」と話していたが、この山の名前も、もう忘れた。(この記事を書いたのがこの日から2週間経過済み。もっと早く書かねば本当に忘れ過ぎでヤバい。)

 

 

そして、今回のような物件情報は珍しいのではと思っていたが、実はそうでもないらしく、この担当者Mさんは、大体1週間に数回は来ていると言っていたのが印象的だった。結構みなさんチェックして動いているもんなんだな〜。

 

 

物珍しさと、この価格が引き金となって来ているのではないかな、と安易だがそう感じた。さらに今、時代的にも古民家リノベーションや二重拠点、都心部からの移住がわりと流行っているせいもあるかもしれない。私の周りにも、ちょいと増えている印象。

 

 

ようやく、メインの土地の視察だが、まず不動産会社のMさんは2つの平坦な場所を紹介しようとしてくれていた。同じ別荘地内に建物つきの土地もあるのだが、私達はそれを最初考えていなかったのと、最低限キャンプでき、基地となるべく場所があれば基本的にそれ以外何も求めるものがなかったから。

 

 

そもそものはじまりに追記・加筆するならば、彼のもつ膨大なキャンプ道具を置く場所も確保出来ればということで古民家や空き物件を探すということを考えていたが、確かそんな話を漠然とする中で起きたのが2016年4月の熊本地震。

 

 

古い家屋が倒壊しているのを、あの時期のニュースで頻繁に目にしていたため、今日本のどこで地震が起きてもおかしくないことから、古民家はやはり安易に購入するのは危ないかもね、という話になったのだ。(あくまでプロに頼まず自分たちでリノベーションしようと考えていたため、耐震の判断が難しい。)

 

 

彼はキャンパーでもあり、こだわりのキャンプ道具収集を趣味としているが、さらには人一倍防災に対して気を遣っている。部屋の至る所に水が常備してあり、ライトや火をおこす道具があり、常日頃何が起きてもいいようになっている。

出会った当初こそ驚いたが、彼の背景や考えを良く知れば理解出来るし、あっちこっちに見たことがない道具が転がっているのにはもう慣れた。

 

 

私もまあたとえ無人島に放り込まれても、そこから楽しく前向きに共に火をおこし、生き抜いていける人を究極のパートナーとしての理想にしていたから、まあなるようになっているのだ(笑)

 

 

...話が逸れたから戻そう。

 

 

まずは、一番オススメというAの区画へ。

 

 

なんと管理事務所からほんの近くにあった。道路際ではあるが、緩やかな坂のため、その横にある土地は平坦にするために少し上ると視線がずれるようになっている。
(分かりづらいので絵にしてみました。)

 

 

車を隣の敷地に停める。「この敷地は違う方のものですが、今だけなので大丈夫です」ということで車を降り、改めて周りを見渡すと来る時に横目にしていた小さい看板に、区画の数字記号と名字が書いてあるのが認識できた。この時に、建物が建っていないが所有者がいる土地が沢山あることに気がつく。

 

 

Aの区画は基本的に長方形で、その長方形に沿って大きな木が生えて囲うようになっている。中の部分は、今は手入れされていないのか、笹が生い茂っていて、地面が全く見えない。少し踏み降りてみると、雨のせいなのかもともとなのか腐葉土や落ち葉やらでふかふかした大地という印象だった。隣や斜め向かいに建物のある土地はあるものの、今は住んでいるのかどうか窺い知れない。まあ、基本的に別荘地なので常時いる人はほとんどいないそうである。

 

 

特に前情報や他の土地の知識がないため、「ふ〜ん、こんな感じなんだね」ってことで、すぐさまBの区画へ。くねくねと地図を見てもどこにいるのか分からない道を進む。これ、私達だけだと完全に迷子である。頻繁に来ていなければ案内出来ないだろうなと思うと、Mさんがしょっちゅう来ているというのはビジネストークというわけではなかったことが伺える。

 

 

移動中から不動産会社Mさんが「ここは多分ちょっとご希望の感じとは違うような気がします」と話していた通り、車内から見ても分かるほど盛り上がったり斜めになったりしている荒野の小さい版のような感じ。こちらは木はまばらかつランダムに生えていて、土の部分も多く、より野性味を感じる場所だが、寝る場所やテント設営を想定すると使える場所が限られる。車を横につけながら目視して、「あ、ここはちょっと違うかな〜。いろいろと難しいですよね〜。」と私達も即答したので車から降りることはなかった。まあ、この辺もキャンパーのスタイルや好みによるが、私達の中では早くも候補からは外れた。

 

 

ただ、程近くにB区画に似たような区画で建物は建てず、基地使用にしているらしい土地を見た。木を組んでティピーのような円錐型に組んでいたり、石で組んだ無骨な焚き火場所があるのをみるに、私達に似たようなアウトドア好きの方が使っているのではないかと思われる。たしかに、色々な道具の実験場所や、遊び場としてはもってこいだよねとここの別荘地の可能性の大きさを見ることが出来たのは今考えると収穫が大きかった。

 

 

そしてもう一つ、話の流れから建物つきの土地C区画今見られるとのことで、こちらも試しにどんな感じか是非見たいとお願いして鍵を開けてもらって内見することが出来た。

 

 

またこれも面白い経験となったのである。

 

 

長くなりそうなので、次の記事で。

 

 

続く