何故、背筋を伸ばすと、肩こりになりやすいのだろうか? |  4DS姿勢革命!巻き肩、脱力で人生は好転する♪堀和夫

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  次元が変われば、常識は変わる!!
 姿勢、歩行、手技の常識は180度変わります!!

時々、実験的に背すじを伸ばして椅子に向かう。

丸くなった姿勢で長時間座った後は、ストレッチした感じで気持ちいいが、それを続けると息苦しくなり、肩がこる。


やはり体操として背筋を伸ばすことは体に良いが、長時間は背筋を伸ばすことは肩こりの原因となる。


構造的には、背筋を伸ばすと頸椎の前弯が失われる。もちろん胸椎の後弯も失われる。重力が分散されず、肩こりだけでなく、腰痛の原因にもなる。


また、背筋を伸ばすと、機能的には呼吸が浅くなる!!


重力に逆らった呼吸になるため、強制吸気筋を使った呼吸になる。胸鎖乳突筋などの首周辺の筋肉まで使ってしまう。

Y軸方向の呼吸となり、重力に逆らう。

コンプライアンス(肺の膨らみやすさ)が低いといえる。


背中を丸くしたときの呼吸は首、肩周辺の強制吸気筋を使わない。

Z軸方向の呼吸となり、振り子運度を、坐骨の接地面を支点として全身でする!!


だから省エネで筋の負担が少ない!!コンプライアンスが高い!!


振り子運動 は、ガリレオが発見したそうだ。リンク先診てください面白いです!!



クリエのブログ


また、レイアーの面積と動きが非常に面白い!!


背筋を伸ばすとレイアーの面積がすごく広くなる!!私の場合18センチぐらい。また呼吸によって左右のレイアーが入れ替わらない!!固まったままで動かないということである!!


背中を丸めると、レイアーは3センチぐらいの厚さで、5度ぐらいの角度で左右入れ替わる!!



これが腰痛や肩こりを防ぐ要因である!!


「背中を丸めた方が呼吸が浅い!!」…と思われている方は、勉強不足である!!


2Dの世界で物事を考えられている。3.5Dに進化する必要があります。


次元を変えてみると機能構造は真逆の事が起こっていることが良くわかります。


体と心と脳で感じたい人は四月の姿勢教室に来てください!!4月の第三日曜です。