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普通預金191兆円

 日銀によると家計が国内銀行(ゆうちょ銀行を除く)に預けた普通預金の残高は2011年6月末に191兆円(世帯当たり380万円、以下同)と過去最高を更新し、前年比で6%、11兆円(22万円)増えた。背景には、東日本大震災をきっかけに、直ちに引き出せる普通預金に預ける傾向や、節電および所得・雇用不安から節約ムードが広がっていること、震災の保険金1.8兆円と義援金が普通預金に滞留していることなどがある。我が家でも節電と節約で普通貯金とタンス預金が増えつつある。なお、2011年3月末の個人金融資産は1,476兆円(3千万円)で内訳は現金・預金55%、保険・年金28%、株式6%、投資信託4%、債券3%、その他4%である。
 銀行は企業の資金需要が低迷しており普通預金の増分で国債を買い増している。家計の賢い選択は普通預金より国債(ゆうちょ銀行の10年利付国債)購入だと思う。
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/tameru/kokusai/kj_tm_ks_ritki.html

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