在日米軍再編 | クリエイジ コラム ◆ 一週一冊良い本を読もう ◆

在日米軍再編

 日米両政府は在日米軍再編案を固めた。沖縄の普天間基地はキャンプ・シュワブ沿岸部への移設、米軍厚木基地の空母艦載機部隊は岩国基地への移転などで合意。藤沢市民としては昼夜の艦載機の騒音から開放されるのは嬉しい。
 軍人は日本24万人(国民540人に1人)、米国140万人(国民210人に1人)、軍事費は日本5兆円(国民1人当り4万円の負担)、米国50兆円(国民1人当り17万円の負担)である。21世紀は戦争よりもテロや自然災害のリスクが高まっており、軍の役割は変わっていると思う。戦闘機や戦車から防災用ヘリコプターなどへの転換とともに、軍人の削減が望ましいと思う。とりわけ21世紀に人口が半減する可能性が高い日本では削減を急ぐ必要があろう。

(推薦書籍)
国防
東京・同時多発テロ-日本攻撃計画シミュレーション
「戦争学」概論 講談社現代新書 1807
マハン海軍戦略
失敗の本質-日本軍の組織論的研究
戦略の本質-戦史に学ぶ逆転のリーダーシップ