銀婚式(25年)の記念に指輪を買いましたよ。


退職の記念にパライバトルマリンの指輪を

買ったのでそれで満足していたのと

出費が嵩むのも気が引けるので

傷が少々あっても楽しめる古い指輪で

いいかなと思っていました。無理して

買わなくてもいいしなとも思っていました。


今持っている指輪と被らない

タイプがいいなとか

プラチナのミルグレインがいいなとか

ダイヤモンドはホワイトでキラキラの

ソリティアタイプもしくは

ダイヤ無しでもいいかなとぼんやり

考えていました。


ミル打ちで新品は予算内ではなかったのと

現代のミル打ちはドットが荒く求めている繊細さに

乏しくて、昭和な感じなら良品が安いんじゃね!

と検索していました。

ヨーロッパアンティークものは

号数が大きくてお値段も高いので

デザインは素敵ですが却下。

和製ヴィンテージの指輪に絞りました。


ヴィンテージ感があって昭和なのに

石座が低い指輪を発見。

候補はいろいろあったのですが

最終選考は旦那さんが決定しました。

服装を選ばず似合いそうということで

この指輪になりました。


両サイドの彫金の花はヤマボウシかな?

彫金が細かくて美しい(*´-`)


ハナミズキは花びらの先が丸いので


↑ハナミズキの花(写真お借りしました)


↑ヤマボウシの花(写真お借りしました)



鋭い形状からヤマボウシを連想します。

花言葉は『友情』だそうです。

結婚してから25年も経ちますから

銀婚式にピッタリ。

愛情が進化してもう友情みたいなもんですよ。


指輪を眺めて

製作者の気持ちになって考えてみました。


ハナミズキは4月に咲くので

ヤマボウシのモチーフだとしたら

5月から7月に咲くのでジューンブライドか

白い花が花嫁さんをイメージするのかな。

ヤマボウシは実が食べれてその重みで

しなだれるところも豊かさや

子宝的な意味合いも含まれているのかも

しれませんね。

お店の方の説明では昭和初期から

中期ごろに流行った形状だそうです。


箱爪という留かたでダイヤモンドが大きく

見えます。金属部分の反射も手伝って

キラキラして綺麗です。

ダイヤを留めている爪は丸くなっていて

角がないので

全体的にクッションカットみたいな

柔らかい印象になります。


指輪の年代特定は難しいのだそうですね。


昭和41年にダイヤモンドが解禁になって

景気もよくなり特別な身分の方だけでなく

一般の恋人達にも

ダイヤモンドの指輪は広がったそうです。


私が生まれた頃に婚約された方が

どんな思いでつけたんでしょうかね。


結婚=幸せじゃないってことを

指輪を頂いた時をスタートに

徐々に知り自分自身が変化しながら

幸せとは何かを模索してどう感じるかが

結婚生活の醍醐味ではないでしょうかね。


私は大学では良妻賢母になるための

学部にいましたが、

そこの教授(既婚子持ちの女性)が

「離婚したとしても

結婚はしないよりした方がいい

子どもはいないよりいた方がいい

立場が変わると見える景色が180度

違うから」と言われて


若い私はなんのこと?

わかりませんでしたが教授の年になり

言ってた意味がわかる気がします。



厚みが薄く華奢で軽いつくりです。

肉薄っていうらしいです。

最初は古いならガンガン使うつもり

だったんですが、いろいろ調べたり

お店の方に教えてもらったりして

わかりました。体と一緒で

経年ものは大切にするということですね。


諏訪貿易さんの記事だったかな?

(うろ覚え)

プラチナは柔らかい金属なので

拍手でも形が崩れるので気をつけ

ましょうとありました。


貴婦人みたいに振る舞えという

ことでしょう。重いもの持ったり

運転したり強く握る行動を

しないよう気をつけたいと

思います。


ほぼ観賞用になりそうです^_^


シワっとした指にも馴染んで

いい感じです^_^

彫金が素晴らしいです。タガネで

細かく掘り込んであります。

特に花びらの細かい彫が丁寧な仕事ぶりを

感じさせます。学生時代に真鍮を

彫金していたのでこの指輪の彫金

レベルの高さはグッときますね。

石より彫金部分を主に眺めています♪

年代ものの割に高さと

カドがなく着けやすいです。


腹痛で参拝に行けなかった私の代わりに

旦那さんがお清めしてくれました。

高千穂の八大龍王水神様は辰年もあって

大盛況だったそうです。


お口にお賽銭がギッチリ。


手慣れた要領で井戸から

御神水を汲みまくる

旦那さんを初めていらした参拝客は

物珍しそうにみていたそうです。


持ち帰ってくれた御神水を

沸かしてお茶をいただきました。


良い1年を過ごせそうです。