ライトノベル冊数の推移-東京区内図書館のライトノベルの分布を調べて遊ぶ その2
昨日の続き
目黒区立図書館のラノベ冊数が多くて
国会図書館と比較しても対して引けをとらないようで
下の図を見ると分かるんですが
※2009年3月まで
目黒が国立と比べて電撃文庫のタイトル数にして6冊しか差がないと区立図書館と思えないパワーです
本家というのは角川WEB で「富士見ファンタジア・角川スニーカー文庫」検索した冊数です
特に角川スニーカー文庫ですが…
角川書店自体が角川文庫と角川スニーカー文庫を別ジャンルで分けてないと言うか…
角川文庫の一部にスニーカー文庫が加わって、国会図書館の検索だとゴチャゴチャになって測定不可になってる
角川WEBでは、一部の作品を検索に加えてないので、かなり漏れがある…本家でデータベースがないというのは、何かね~
ぶっちゃけると目黒区図書館の角川スニーカー数がもっとも本当の「スニーカー文庫数」近しい数字なのかもしれない
富士見も以下同文です
電撃文庫は小説にナンバー書いてるみたいで
目黒区図書館で調べると「小説のタイトル(1700)」とか今まで出た冊数が書かれていて、把握はしやすい
こんな感じ↓
そんな憶測を元に
目黒区図書館に1988年富士見ファンタジア文庫が置かれてから、2008年までのラノベのタイトル数をグラフにする
と、こうなった
見所は電撃文庫の角川・富士見を抜く2000年から2006年あたりの延びですね
表にすると分かりますが2000年以降の作品取り寄せ数はトップになってます
2000年から2006年までで始まった作品の一部をリストアップすると
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
…と挙げてみましたが
所謂、ブギーポップ以降ってやつですかね
学園もの多いな~自薦チョイスなので、なんとも言えないんすけど「学園+何か」ってのが主流ですか
10巻内に収まらない作品が多くなってきた様な気がします
長期掲載のマンガみたいですね
ライトノベルと小説の違いの一つに続刊が多いってのを挙げて良いのではないだろうか、ライトなのに質量はヘビィとか
作品自体が増えたのではなくて、1つの作品の続刊が増えたというのが電撃文庫の冊数を増やした結果になったのだと思う…そういうスタイルが確立されてきたんだろうね
と図書館のグラフをみて思ったとさ
目黒区立図書館のラノベ冊数が多くて
国会図書館と比較しても対して引けをとらないようで
下の図を見ると分かるんですが
富士見ファンタジア
|
角川スニーカー文庫
|
電撃文庫
|
|
目黒区図 | 1463 | 1432 | 1693 |
国会図書 | 1549 |
**
|
1699 |
本家 | 1033 | 742 | 1744 |
目黒が国立と比べて電撃文庫のタイトル数にして6冊しか差がないと区立図書館と思えないパワーです
本家というのは角川WEB で「富士見ファンタジア・角川スニーカー文庫」検索した冊数です
特に角川スニーカー文庫ですが…
角川書店自体が角川文庫と角川スニーカー文庫を別ジャンルで分けてないと言うか…
角川文庫の一部にスニーカー文庫が加わって、国会図書館の検索だとゴチャゴチャになって測定不可になってる
角川WEBでは、一部の作品を検索に加えてないので、かなり漏れがある…本家でデータベースがないというのは、何かね~
ぶっちゃけると目黒区図書館の角川スニーカー数がもっとも本当の「スニーカー文庫数」近しい数字なのかもしれない
富士見も以下同文です
電撃文庫は小説にナンバー書いてるみたいで
目黒区図書館で調べると「小説のタイトル(1700)」とか今まで出た冊数が書かれていて、把握はしやすい
こんな感じ↓
そんな憶測を元に
目黒区図書館に1988年富士見ファンタジア文庫が置かれてから、2008年までのラノベのタイトル数をグラフにする
と、こうなった
見所は電撃文庫の角川・富士見を抜く2000年から2006年あたりの延びですね
富士見ファンタジア
|
角川スニーカー文庫
|
電撃文庫
|
ファミ通文庫
|
MF文庫
|
ガガガ文庫
|
|
1988 | 6 | |||||
1989 | 22 | 11 | ||||
1990 | 48 | 91 | ||||
1992 | 137 | 240 | ||||
1993 | 196 | 322 | 14 | |||
1994 | 259 | 384 | 38 | 1 | ||
1996 | 377 | 475 | 121 | 1 | ||
1998 | 511 | 598 | 283 | 10 | 1 | |
2000 | 664 | 772 | 458 | 82 | 3 | |
2002 | 828 | 961 | 690 | 215 | 28 | |
2004 | 1022 | 1101 | 980 | 399 | 133 | |
2006 | 1220 | 1269 | 1317 | 574 | 265 | 1 |
2008 | 1442 | 1404 | 1651 | 751 | 421 | 106 |
2009.3 | 1463 | 1423 | 1693 | 776 | 458 | 123 |
表にすると分かりますが2000年以降の作品取り寄せ数はトップになってます
2000年から2006年までで始まった作品の一部をリストアップすると
2000年
|
2002年
|
2003年
所謂、ブギーポップ以降ってやつですかね
学園もの多いな~自薦チョイスなので、なんとも言えないんすけど「学園+何か」ってのが主流ですか
10巻内に収まらない作品が多くなってきた様な気がします
長期掲載のマンガみたいですね
ライトノベルと小説の違いの一つに続刊が多いってのを挙げて良いのではないだろうか、ライトなのに質量はヘビィとか
作品自体が増えたのではなくて、1つの作品の続刊が増えたというのが電撃文庫の冊数を増やした結果になったのだと思う…そういうスタイルが確立されてきたんだろうね
と図書館のグラフをみて思ったとさ