先週金曜日は陸運局に継続検査に行っておりました。
毎年、欠かさずスキーに行かれるお客様なので、「下回り錆び止め塗っといてね～」とご用命を承りました。
ばっちりに仕上げておきました。
当工場ではお客様のお車の状況にに合わせて、下回りの錆び止め塗装を行っております。
レベル１：
通常の使用でおきてくる足回りの溶接部分や地面とこすった後など、実際に塗装が浮かんできているところのみスプレーで塗装。
安価。
レベル２：
レベル１では「錆びている部分だけ塗る」が「錆びている部分＋塗装のあせて錆びそうな部分」をある程度の範囲を決めてスプレー約１本までの範囲で塗装。
比較的安価通常の使用で一番多いいパターンです。
レベル３：
レベル２あたりの作業内容でスプレー１本以上使用するぐらい塗料がいりそうな場合、エアブラシを使用して下塗り塗装をします。
通常の使用で５年目、７年目ぐらいで下回りの黒塗装の痛み具合とお客様の使用条件を吟味して行います。
レベル４：
エアブラシを使用して最高級に仕上げます。
大きく分けて以上４つのレベルですが、実際は車の構造上６段階ぐらいに分かれていると思います。
排気管や、黒くない部分に関しても、状況に応じて錆び止め塗装します。
今回はレベル４+αって所の仕上がりです。
…なにやら狭いところに手を突っ込んでおります。
実はこれスロットルバルブの清掃をしております。
最高の仕事をしようと思えばスロットルバルブを取り外して掃除すですが、作業時間と工賃が莫大なものになってしまいますので、費用対効果を考えてキヨシ流としては、新品の軍手をはいて指先にパーツクリーナーをシューッとしてその指で穴の中を満遍なくまさぐります（ムホッ)
二年間分の汚れが指先に集まってきました。余談ですが、指先にささくれがあるとパーツクリーナーがむっちゃしみます。ちなみに、当工場では新車時５万キロ以後、２～３万キロ以上走行した点検時には清掃をお勧めしております。
スロットルバルブ。これより奥に入れての写真はスペース的に断念。
無事に検査合格！納車前にはテカテカに磨かせていただきました。
ありがとうございました!
