熱狂と興奮の1ヶ月を我々に

届けて幕を閉じたEURO2024。

まずは自分自身のオリジナルEURO2024大会・ベストイレブンを紹介します。

GK
ギオルギ・ママルダシュヴィリ
(ジョージア)

DF
マルク・ククレジャ(スペイン)
カイル・ウォーカー
(イングランド)
リッカルド・カラフィオーリ
(イタリア)

MF
トニ・クロース(ドイツ)
ヴィティーニャ(ポルトガル)
ファビアン・ルイス(スペイン)
ダニ・オルモ(スペイン)

FW
ラミン・ヤマル(スペイン)
ニコ・ウィリアムズ(スペイン)
フヴィツァ・クヴァラツヘリア
(ジョージア)




GKは本当に悩みました!
オブラクもいいし、ディオゴ・コスタもいいし、メニャンもいいしで、頭がパンクしそうになりましたが、最終的にはグループリーグでも、ラウンド16のスペイン戦でも神がかり的なスーパーセーブを連発したママルダシュヴィリで落ち着きました。



DFではカイル・ウォーカーが2大会連続の選出。
カラフィオーリはチームとしては残念な結果でしたが、DFでありながら今大会のチームの要であったと思い選びました。




MFではイタリア同様の推し国であるポルトガルからひとり選びたいと思い、迷わずヴィティーニャを選出。
ロナウドの不調ばかりが話題になってしまったチームの中で一際輝き、常にチームの攻守の要となってくれました。





FWはニコ&ヤマルのコンビについては今さら多くを語る必要はないと思いますが、そこに割って入ったのがクヴァラツヘリア。
ラ・リーガを中心に見てる自分にとってセリエAナポリでプレーする彼はあまり見る機会がありませんでしたが、チームメイトのGKママルダシュヴィリがラウンド16で対戦したスペインの選手の誰よりも優れていると絶賛した通り、あの驚異的なスピードと決定力は今大会最大の発見でした。
チームはラウンド16で敗退でしたが、もうこの時から既に大会ベストイレブンに選ぶことは決めてました。

かなり個人的な感覚が入り交じったベストイレブンとなりましたが、皆さんのお気に入りの選手はおりましたでしょうか?



今大会はグループステージから優勝候補や強豪たちが苦戦を強いられ、過去2大会のW杯で準優勝、3位の成績を残したクロアチアが敗退し、
グループDでは本命と目されていたフランスとオランダがまさかの2位、3位での突破。




そういった中で今大会自分自身が優勝したスペイン同等に讃えたいのがジョージアです。

W杯合わせての主要大会初出場で決勝トーナメント進出。
ポルトガル相手に掴んだEURO初勝利ではまるで優勝したかのようなあの喜び様…。
ジョージアという国の歴史に新たな1ページを刻みましたし、ラウンド16ではスペイン相手に大差で敗れはしましたが、最後まで心を折ることなく戦ってくれました。

GKママルダシュヴィリは普段からラ・リーガで見ていたため、その素晴らしさはよく知っていましたが、セリエAナポリでプレーするFWクヴァラツヘリアは、しっかりと見たのは初めてでしたが、彼はまさに今大会最大の発見でした。
優勝したスペイン以外では2人以上の複数選出はジョージアだけ。
ママルダシュヴィリもクヴァラツヘリアも共にまだ23歳と若いですから、2年後の北中米W杯、そして4年後にイギリス大陸で開催される次回のEUROでもその姿を見せてほしいです。



そして優勝のスペイン。
今大会はグループリーグ最終戦のアルバニア戦を除いた6試合のスペイン戦を見た結果となり、
最初のうちはそこまでスペイン応援という感じではありませんでしたが、大会を追うごとに両ウイングコンビのニコ&ヤマルを中心に数々の選手のプレーも注視するようになり、決勝戦では無事にスペイン応援と化していました(笑)

普段からラ・リーガを見ていることもあり、見慣れた選手が多かったことも影響はしていたと思います。

2000年大会から見始めて7大会目になるEUROですが、その7大会で3度目のスペインの優勝となりましたが、シャビ&イニエスタの時代が終わり、しばらく冬の時代が続くかと思われた中での12年ぶりの優勝。
無敵艦隊ラ・ロハの新しい時代がまた始まるかもしれません。



例年の大会に比べて、今大会は優勝したスペインを除いて、強豪国が思うような結果を出せずに苦戦しました。
決勝でスペインと対戦したイングランドでさえも、準決勝までの戦いはかなり叩かれるほどの悲惨な内容でした。

しかし、そんな中でも大会を通じて最もいいサッカーをしたスペインが優勝したことで、そういったモヤモヤは全て吹き飛びました。


今大会もいろいろなことがあった大会ではありましが、改めてこうしてみると、EUROは世界最高の大会ですし、W杯なんて全く問題になりません。

今大会でもサポーターとして活動する自分もいろいろなことを吸収できましたので、この後復帰するJリーグでの試合観戦にも生かしていきたいと思います。

4年に一度の世界最高のサッカーの祭典EURO。


次回の2028年大会も多いに期待を込めて待ち続けたいと思います。

Vielen Dank!!
EURO2024 Deutschland!!