WBC準決勝。

日本はプエルトリコを破って勝ち上がったメキシコと対戦。





日本の先発は佐々木朗希。


初回を3者凡退、2回はランナーを出しながらも併殺打で凌ぐなど、上々の滑り出しを見せましたが、
4回に2死一、二塁の場面でで6番ルイス・ウリアスに甘く入ったフォークを捕えられ先制の3ランを浴びてしまいます。

佐々木朗希は4回5安打3失点という内容でした。

打線は6回まで毎回のようにランナーを得点圏まで進めるものの、その後のあと1本が出ず、6回までゼロ行進が続きました。





しかし、3点ビハインドのまま迎えた7回!
2死ランナーなしから2番近藤健介のヒットと3番大谷翔平の四球で一、二塁のチャンスを作ると、
4番吉田正尚がメキシコ3番手ジョジョ・ロメロのチェンジアップを右手一本で上手く掬い上げると、打球はレフトポール際に舞い降りる値千金の同点3ラン!

重苦しいムードを4番のひと振りで一気に振り払いました!

しかし、8回表に5回から3イニングに突入した2番手の山本由伸投手が捕まり、1死から二者連続の2ベースを打たれてメキシコに勝ち越しを許してします。
代わった3番手・湯浅京己二死からタイムリーを許してもう1点失い3-5と2点ビハインドに。

それでも直後の8回裏、1死二、三塁の場面で代打・山川穂高がレフトへの犠牲フライを放って1点を返して1点差で9回に。





そして9回の裏に劇的ドラマが待っていました!

先頭の大谷が左中間への当たりを放つと、ヘルメットを突き飛ばして2塁へ激走して塁上でこの気迫!

4番吉田正尚が四球を選びノ無死一、二塁のサヨナラのチャンス!

ここで吉田正尚の代走に俊足の周東佑京が起用され、外野の間を抜ければ確実にサヨナラという場面!

全てのお膳立てが整ったこの場面で試合を決めたのは、この試合でも眠ったままだったこの男でした!


全世界の野球ファンよ!
そして決勝で戦う
アメリカチームよ!
この咆哮をとくと聞くがよい!!








わしが燕塾塾長・村上宗隆である!!






カウント1-1からの3球目!
メキシコの守護神ジオバニー・ガイェコスのストレートを完璧に捕えた打球はセンターの頭を遥かに越える文句無しのセンターオーバー!!




2塁から大谷、1塁から周東が難なく生還する逆転サヨナラ2点タイムリー!!




この試合でも3三振を含む4打数ノーヒットとまたしてもスランプの始まりかという雰囲気が漂いましたが、その村上塾長が劇的な一打で日本中をWBC史上最大の歓喜へと導いてくれました(*≧∇≦)ノ(´;ω;`)!!

待ちに待ったこの瞬間に我々スワローズファンだけでなく日本中が涙したことと思います(´;ω;`)!!



6-5と逆転サヨナラでメキシコを下した侍ジャパンは2009年大会以来3大会ぶりの決勝進出!

大谷翔平は好調をキープし続ける中で、主砲の村上が今度こそ復活の狼煙を上げ、お祭りムードをそのまま持ち込むなどチームの雰囲気は最高潮!!


決勝の相手はベースボール大国アメリカ!
今大会ではメジャーリーガーを揃えての本気モードですので、相手にとって不足なし!


試合は午前中のため、自分は仕事中で見れませんが、明日のこのくらいの時間では、皆さんと共に侍ジャパンの優勝を喜び合いたいと思います!