ビンラディン殺害作戦「ジェロニモ」
ビンラディン容疑者「殺害」
ビンラーディン殺害発表で日経平均一気に上昇
連休明け2日の東京金融市場は、ウサマ・ビンラーディン殺害の発表を受けてテロへの懸念が後退したため、株価が上昇し、ドルが買われて円安が進んだ。
日経平均株価(225種)の終値は、4月28日の終値比で154円46銭高の1万4円20銭となり、東日本大震災が発生した3月11日以来約1か月半ぶりに1万円台を回復した。ただ、報復テロの可能性も指摘され、株価の上昇基調が続くかどうかは不透明だ。
日経平均は、午後の取引開始直後に1万円台に乗せ、一時は1万17円47銭まで上昇した。長年、世界経済の重しとなっていたテロへの懸念が後退し、投資家がリスクを取りやすくなるとの見方が広がった。
東京外国為替市場では、ビンラーディン死亡の一報が伝わってから約30分間で円が約50銭下がり、一時、1ドル=81円69銭をつけた。午後5時、4月28日(午後5時)比9銭円高・ドル安の1ドル=81円50~52銭で大方の取引を終えた。
(2011年5月2日22時32分 読売新聞)
●全般的な安全保障リスクが低下、個別地域のリスク残る ロイター
<パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のモハメド・エラリアン最高経営責任者(CEO)兼共同最高投資責任者>
市場は、安全保障リスク全般の低下という永続的な影響と、中東・中央アジアの個別地域のリスクという2つの要因の間で、落ち着きどころを探る展開になるだろう。
国家の安全保障リスク全般が低下することで、質への逃避の逆流が起き、株高・米国債安につながる可能性が高い。
原油市場は、全般的なリスク低下と、中東・中央アジアの個別地域のリスクの綱引きに敏感で、動きが不安定になる可能性が最も高い。
もっと、違う理由であがったり・・・しないか・・