10月6日の夕方。

65歳という若さで親父は旅立ちました・・・



親父らしく、最後まで、家族全員が揃うまで待って・・・

静かに逝きました・・・





癌で・・・
とは思えない良い顔で・・・

癌で・・・
とは考えられない最後の闘い・・・



ようやく落ち着いた・・・

と、言いたいが、まだまだいろんな事があり、いろんな感情の波が来るだろう・・・



親父・・・



親父・・・





親父・・・

ありがとう。



俺は親父のように大きな人間になるよ・・・



見守ってくれな・・・





親父。
本当にありがとう。
とうとう病院に連れていかれました・・・

限界のようです・・・



少しでも楽しく過ごせたのならば、俺も嬉しいし、意味のある二十日間だったと思えます。



親父はもう声は出ません。
少し微笑むのがやっとです。
あとは眠らされてるか、痛みで悶えてます・・・



いよいよなんでしょうか・・・



まだ・・・

もう少し・・・

一秒でも・・・



もう叶わないのでしょうか。





親父・・・

最後まで笑ってくれるんやな。
ありがとう。

俺も笑顔で見送るよ。

少し早かったけど、先に天国で待っててや!





でももう少し・・・

同じ空気を味わってくれや・・・
退院して二週間余りが過ぎ・・・

最近の親父は感情の起伏が激しい・・・



入院中や退院直後は家族に、訪問客に最高の笑顔をサービスしてくれてたのに・・・



今は・・・
無表情。
苦しい。
悲しい。
時には、怒り・・・

稀に笑顔・・・

そして、涙する事も・・・





今までが頑張りすぎてたんやな。
廻りの人達が強い、強いと褒めてくれてたのが何故かわかってきた。



これからは・・・





もっと激しくなるだろう・・・



それが過ぎると・・・



受容・・・
癌を、ある意味で死を・・・
受け入れるようになるらしい・・・





親父・・・



好きに生きろ。



薬が効き過ぎて妄想を口走ろうが。

急に何もかもが嫌になったように怒鳴ろうが。

子供のように寂しいと泣き叫ぼうが。



俺は貴方をいつまでも尊敬してます。





だから、親父・・・



好きなように生きろ。