2020.1.25

先程、アプリでゲロロロ記録をつけていて、ふと気付いた。
1年前の今日1/25はわたしの34年生きてきた中での初体験となる「抗がん剤治療」が始まった日でもありました。

初回投与ということで、前日から蓄尿し、腎機能を確認したり、投与後アレルギーなどは出ないか確認のためにも、入院での抗がん剤でした。(2クール目からは外来)



わたしの初の抗がん剤治療の感想は...

「雪山みたい!寒いので何度もトイレに行く。その度外す。指先が赤くなる。

途中は眠かったりポカポカしたりしたけど、投与後夜は特に変わらず。シャワー入る。」

と、書いてありました。


TC+Beb療法は

パクリタキセル+カルボプラチン+ベバシズマブ(血管新生阻害薬)です。


パクリタキセルの副作用として手足の痺れがあり、薬剤投与中に冷えた手袋や足袋 (フローズングローブ、フローズンソックス)で冷やします。

病院は手用のフローズングローブしかなかったので、わたしは

銀の保冷バッグ(何枚かセットになっている100円均一で購入)保冷材を持参して、病院でタオルを借り、まず、裸足になり、タオルを巻いて、銀の保冷バッグに保冷材を大量に入れ、そこに足を突っ込んでおりました。そして大量の輪ゴムで、固定。

凍傷になるかと思った。

でも。なる寸前にトイレに行きたくなる。



また、味覚が変わるとのことも聞いたので、病院のコンビニで氷を購入し、パクリタキセル投与中、トイレに行く、そのタイミングでフローズングローブを外した時に口の中に氷を放り込む、といったこともしていました。


そのおかげで、7クール TC療法はしたけど、手足のしびれは全くなく、味覚障害も出ませんでした。手足のしびれは10人いたら7〜8人はしびれが出るそうで、わたしはほぼ出ませんでした、これはとっても珍しいようで...。本当にラッキーでした。


投与中の「眠かったり、ポカポカしたけど...」って言うのは、パクリタキセルがアルコールで融解されているからですね。ポカポカ、ウトウトしていました。


そんな一年前の今日のおはなし。