新行動生成のワークをおこなっています。
続けていきましょう。
このワークの手順は大きく5つにわけることができました。
【1】身につけたい習慣、上達したい行動を特定して一つ決める。
【2】それを上手つかって行動している人(モデル)を思い浮かべる。
【3】そのモデルと自分の映像を入れ替える。
【4】そのモデルに入り込み、実際に身体を動かす。
【5】未来で新たな行動をしていることをイメージしてみる
今回は最後の手順【5】になります。
前回までの【1】から【4】の手順でおこなったモデリングをより完全に仕上げるのが【5】でおこなう「未来ペーシング」になります。
未来ペーシングは、たくさんあるNLPのワークでも、シメにおこなう重要なプロセスになります。
応用範囲も広い未来ペーシングをみていきましょう。
未来ペーシングというと何か特別のようなものの感じもしますが、実は私たちもよくやっていることです。
メンタルリハーサルと言うと分かりやすいかも知れませんね。
では実際にワークを続けていきましょう。
目の前にスクリーンをイメージします。ここは言うまでもなくディソシエイトですね。
そして近い将来体験するであろう「スピーチやプレゼン」の場面をスクリーンに投影していきます。
ここでは今までのモデリングした成果をしっかりイメージしましょう。
近い将来の場面で、優れたスピーチやプレゼンができている様子をしっかりと観察できるはずですね。
そんなふうに優れた行動をとれる自分自身の姿がスクリーンに映し出されています。
今度はディソシエイトの状態から、アソシエイトの状態に切り換えます。
つまりスクリーンン上の自分自身に入り込み、実際に自分の目で見、耳で聞き、体で感じるんですね。
アソシエイトしているので臨場感も高まり、近々訪れるだろうスピーチやプレゼンが上手くいき、自信にに満ちた感覚を得られているかもしれませんね。
自分の望んだ行動が上手くできていれば、この新行動生成のワークは終わりです。
大変お疲れ様でした。
この新行動生成のワークでのポイントは、ディソシエイトによる観察力と、臨場感を高めるアソシエイトでした。
「ディソシエイトは切り離す」、「アソシエイトは繋げる」ですね。
対象から「切り離す」から詳しい観察ができます。
対象に「繋がる」から臨場感を高めることができます。
何に繋がっているのか、何から切り離されているのかを意識できているかがポイントになります。
比較的シンプルなワークであります。
しかしモデリングの基本を上手く学ぶことができますので、今回とは別のテーマで繰り返しチャレンジしてみるのもいいかもしれません。