随意筋と不随意筋 | コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

コヨーテが紡ぐ言葉達~己への道~

夢、成功哲学、願望実現の法則、NLP等を使って言葉にヒントを詰め込んでいきます。
自分自身に磨きをかけ、アウトプットすることにより、
訪問者の変化を導ければ嬉しいです。

あなたは、どのように心臓を動かしているだろうか?
あなたは、どのように食物の消化をおこなっているだろうか?

ここでの問いは、意識的か?無意識的か?というものである。

通常、上記の問いの答えは無意識的であるはずだ。
誰も意識して、心臓を動かしていないし、食物の消化もおこなっていない。

生命維持として必要な機能は、自律神経系が支配していて、意識しなくても機能しています。
こうした自律神経系の支配下で活動がコントロールされている筋肉があります。
それが不随意筋というものです。

これに対するものが随意筋。
随意筋は脳脊髄神経系に支配されています。
体を支え、運動を司っています。
意識的に動かすことのできる筋肉。

随意筋は、意識でコントロールできる筋肉。
不随意筋は、意識でコントロールできない筋肉、つまり無意識の支配下にあります。

そして私たちのプログラム、ビリーフの多くは無意識領域に眠っています。
そして不随意筋とは密接な関係を持っています。

少し前の記事「感情に名前をつける」に出てきた『ブル』、NLP的には『パート』は、
不随意筋などの筋肉に宿っているといいます。
これは実際に宿るという意味合いではなく、
感覚的にそうとらえることにより『パート』とのコミュニケーションが良好になるということです。

そんな無意識のプログラムが眠る不随意筋とより密接な関係を保つ方法があります。

それは『呼吸』です。
肺の働きを機能させる筋肉は随意筋と不随意筋の両方から成り立っています。
寝ていても意識することなく呼吸ができますが、
意識して深呼吸などをおこなうこともできます。

呼吸が上手く出来ていない時の筋肉は、緊張状態にあります。
体の各組織は、それぞれが肯定的な働きを持って機能しています。
筋肉が緊張すると体の各組織どうしの接触が妨げられます。
すると各組織の機能の連携が乱れてしまいます。
この各組織を便宜上、『パート』とすると。。。

呼吸を整えると、『パート』の連携も上手くいくと考えます。

時には、呼吸と意識して向かい合ってみると、
身体も心もいつもと違った表情を見せるかもしれません。