前回は二つのリフレーミングのうちの、「状況のリフレーミング」を取り扱いました。
さて、今回はもう一つの「内容のリフレーミング」についてです。
「内容のリフレーミング」は、
出来事に他の意味を見つけ出すことです。
例えば、楽しみにしていた遠足の当日が雨になってがっかりしますが、
雨の遠足ということで、想いのほか記憶に残るものになりました。
このように「雨の遠足」という状況自体は変化させていません。
体験の何処に焦点を当てて、意味づけを変えていくかがポイントです。
状況のリフレーミング、内容のリフレーミングを分けてみましたが、
別にこだわる必要は全然ありません。
選択肢を増やしやすくする為に、便宜的に分けてみましたが、
実際に使うときには、そんな枠組み(フレーム)を捨てて、
どんどん自由にやってみてください。