私たちは通常は一つの視点で物事を見たり体験しています。
この視点をNLPなどでは、「フレーム」と言います。
このような「フレーム」(枠)を使って、現実世界を創っています。
そして、その現実世界とは、人それぞれ違った認識を持った現実世界で、
リアルな現実世界ではありませんでした。
無色透明の出来事に、個々の人が、それぞれのフレームを使って、
意味付けをおこなって現実世界を創っています。
出来事そのものに、良いも悪いもなく、このような前提があるからこそ、
出来事に新たな意味づけをおこなうことが可能です。
それを「リフレーミング」と言います。
そして、リフレーミングは大きく分けると二つのタイプがあります。
「状況のリフレーミング」と「内容のリフレーミング」です。
(もともとNLPはアメリカで体系化されたものなので、
それを日本語で考えた時には、どちらのタイプかハッキリしないものもあります。)
「状況のリフレーミング」とは、
状況が変われば、その行動などの捉え方が変わることです。
例えば、レストランで子供が大声で話すと、他のお客さんに迷惑ですが、
スピーチコンテストで、子供が大声で話すと、聴衆が引き込まれます。
同じ「大声で話す」でも、状況が変わってくると、意味づけが変わってしまいます。
ポイントとしては、その行動がどのような場面で肯定的な意味を持つか?です。
役に立つ場面などを考えながらリフレーミングをしてみるといいかも知れません。
「内容のリフレーミング」は次回へ。。。