無色透明な出来事に、私たちは色をつけてしまいます。
では、その色とは一体なんでしょう?
NLPでは色を説明するときにサブモダリティを使って説明します。
サブモダリティとは「五感の質・記憶の癖」などと言われたりします。
私たちは、五感を使ってこの世界を認識しています。
インプットは五感情報からなんですね。
お腹のすいたA君がいます。
A君は魚嫌いで肉好きです。
目の前に肉料理がでてきたA君のサブモダリティを考えてみましょう。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。
好きな料理がでてきた時、あなたの五感はどのように使われているのでしょう?
次に、目の前に魚料理がでてきたA君のサブモダリティを考えてみましょう。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。
嫌いな料理がでてきた時、あなたの五感はどのように使われているのでしょう?
この二つの違いを実際に頭の中で体験してください。
明らかに最終的に感じる感覚の違いがわかるはずです。
そして、その違いを作り出しているのが、記憶です。
肉が好きな記憶情報、魚が嫌いな記憶情報。
この記憶情報の思い出し方の癖によって、五感情報も変わってくるのです。
つまり五感情報は個々によって変わる。
同じ出来事でも、人によって違う色が付く。
同じ魚料理でも、魚好きのB君は、A君とは違ったサブモダリティなわけなんですね。
では、そんな五感の質・記憶の癖を変換したら何が起こるのでしょうか?
ちょっと、考えてみてください。