「人間的・人道的観点でこの問題を考える必要がある」天皇に人道はない
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161107/k10010758951000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_005★所功京都産業大学名誉教授「何より陛下のご意向を尊重し、高齢譲位の問題提起を真摯に受け止めよ」☆モノわかりがよく、穏当な意見にみえて、最も危険にして、実は過激な論。その事を御本人が無自覚だから救いがない。自覚し、隠すのであれば、相当な悪人。「陛下の意向を尊重」とは、近代天皇制下では断じて受け入れられない考え。伝統的な天皇の位置からも、また、断じて受け入れられない。天皇は個として存在しない。 ★古川隆久日本大学教授「公的行為は皇族が代行。退位は皇室の安定性を確保するには避けよ」☆陛下は、この論に関して「それでは公平性に欠ける」と否定されている。しかし、これは個人の見解に過ぎない。天皇の立ち場にある者からの個人的見解は許されない。近代天皇としての天皇も、伝統的天皇も、そこに個人はない。古川氏の論は正しい。氏は、「ただし譲位を国民が認めるなら否定しない」と付け加えている。逃げなのか、皮肉なのか。おもしろい。 ★ノンフィクション作家・保阪正康「人間的・人道的観点でこの問題を考える必要がある」☆論外。この爺さんは日本の戦前を批評し、一部批判を展開しているのでは?。その自ら批判するところを、自らが歩いている。天皇に対する個人崇拝を助ける道。知的敗退者。天皇に人道、人権はない。 ★大原康男國學院大学名誉教授「公務は各皇族で分担。量的、方式改める。『摂政』を置け」☆右派世論の知的指導者、また復古主義者として烙印をおされる氏が、最も、現代的天皇観から論じている。所氏、保坂氏は、己が論じるところが、国民がもつ天皇像をいかに復古的な方向へ導こうとしているかを理解していない。