前回の引きとは異なりますが、そういえば書こうと思って書いてなかったので水草について書こうかと思います。といってもそんなに書くことはないんですけどね。
草といってもVIPPERがよく生やしてるアレではなく、水草は文字通り水の中に生息する草なわけですが、陸上に生える草にもたくさんの種類があるように、水草にもたくさんの種類があります。水槽なんて魚などの水棲動物を飼うためにあるもんだと思っていましたが、実際に魚を飼うにあたって調べていくと、世の中には水草をメインに育てることを趣味としている方もたくさんいるようです。水槽の中でいろいろな種類の水草を入れ、綺麗にレイアウトしてその見栄えを楽しむわけですね。身も蓋もないいい方をすれば「盆栽の水槽版」みたいなものでしょうか。
ただ、地上で花を綺麗に咲かせるのも言うほど簡単なものではないように、水草を育てるのも水質や光量、肥料などきめ細かい管理が必要らしく、そういう水槽では魚などの動物は水質を変化させたり、せっかく育てた水草を食べてしまったりとかえって邪魔になるため、魚を入れずに水草だけを育てる場合も少なくないとか。
まぁ自分はそこまで本格的にやるつもりはないので、見た目だけの問題なら人工水草(樹脂製のつくりものの水草。いわゆる偽物語)が腐らないし楽なんですけど、いくら柔らかく作ってあるとしてもしょせん作り物は作り物なので、金魚が引っかかって怪我したりするのも怖いです。特に魚類はまぶたがないですから、目に怪我を負ったら目も当てられませんからね。目だけに。
なのでここはやはり「本物」の水草にしたいところですが、とはいえアクアリウムの長い坂をのぼり始めたばかりの自分は当然ながら水草についてもまったくのド素人であるので、まずはどの水草を買えばいいのかの調査から。すると、初心者でも(つまりあまり手をかけなくても)扱いの楽な金魚水槽向けの水草、俗に言う「金魚藻」としては、北米原産の「カボンバ」、南米原産の「アナカリス」、在来種の「マツモ」などがあるようです。
そんなわけで最初は単に見た目(もさもさ感がなんとなく気に入った)だけでカボンバを購入したんですけど…どうも葉っぱがぽろぽろと取れてしまいます。栄養状態や日の当たりが悪いのかな? とも思ったのですが、日当たりよくしすぎると水温の変化が激しくなって魚の負担になってしまいますし、栄養状態についてはよくわかりませんけど、「肥料とか追加でやらんでも伸びる」のが初心者向けの初心者向けたるゆえんのはず…などと思ってまた調べてみると、どうやらカボンバはアルカリ性の水質にはあまり合わないそう。うちの水槽のpHを測ってみたところ、7.5くらい。弱アルカリ性です。そこまで敏感だったらあんまり「初心者向き」とはされない気もしますが、そうこうしているうちに何となく色も茶色くなってきてしまったので、次はアルカリを好む「アナカリス」を試してみることにしました。
で、このアナカリスは枯れたり溶けたりすることなく育っているのですが…。さすがに初心者向けというだけあってものすごい生命力。ライトもつけてないしこれといったケアをしているわけでもないのに、あっという間に伸びてしまいます。伸びても水面より上には出ずだらんとして柳みたいになってしまういので定期的にトリミングするのですが、切った部分をまたまとめて植えておくとその部分からもまた脇芽が出てきて伸びてきます。うちの水槽は砂ではなく砂利を敷いており、かつ水草を植えられるほどの深さもないため、いくつか束ねて水草用のオモリを巻いて沈めているのですが、その束がだんだんと増えていきます。メダカとアカヒレの水槽に「お裾分け」して、それがさらに伸びてもさもさになっている状態。おかげでメダカやアカヒレたちにとっては隠れるところができていい感じですが、それにしてもすごい生命力。確かに初心者向けというか、そもそも人を介する必要すらないんじゃないかというくらいです。
もうイラネってくらい増えまくってしまったので、最近は金魚水槽のはトリミングして適当に捨ててるんですけど、メダカやアカヒレは水草をたくさん入れてモサモサさせたほうが繁殖させやすいらしいので(水草でモサモサにすればすぐに繁殖するわけでもないみたいなのですが)、こっちはあえて切らずに放っておいています。でも、あまりモサモサさせすぎると今度はそのモサモサのせいで光が届かなくなった部分が枯れてしまったりもするので、適度なモサモサを保つようにはしてるのですが、最近生育不良?で落ちた葉っぱがけっこう水底に沈んでたりするので、もう少しモサモサを減らしたほうがいいのかも知れません。サモサ食べたくなってきた。
あとこのアナカリスのほかに、アカヒレの産卵床にするために、ウィローモスというコケの仲間を買ってきて、例の鉢底ネットを使って「ウィローモスマット」を作ってみました。「ウィローモスマット」というのは簡単に言えば、ウィローモスを平たいものに活着させると、そのうち芽が伸びてきてふかふかの絨毯みたいになり、そのモサモサが産卵の際の隠れ家になる…はずなんですが、作り方が悪かったのか、作って2ヶ月以上が経ってもいっこうにふかふかにならず、波平さんの頭みたいにちょぼちょぼな感じです。うーむ、これはいっそ作り直したほうがいいのかしら。
草といってもVIPPERがよく生やしてるアレではなく、水草は文字通り水の中に生息する草なわけですが、陸上に生える草にもたくさんの種類があるように、水草にもたくさんの種類があります。水槽なんて魚などの水棲動物を飼うためにあるもんだと思っていましたが、実際に魚を飼うにあたって調べていくと、世の中には水草をメインに育てることを趣味としている方もたくさんいるようです。水槽の中でいろいろな種類の水草を入れ、綺麗にレイアウトしてその見栄えを楽しむわけですね。身も蓋もないいい方をすれば「盆栽の水槽版」みたいなものでしょうか。
ただ、地上で花を綺麗に咲かせるのも言うほど簡単なものではないように、水草を育てるのも水質や光量、肥料などきめ細かい管理が必要らしく、そういう水槽では魚などの動物は水質を変化させたり、せっかく育てた水草を食べてしまったりとかえって邪魔になるため、魚を入れずに水草だけを育てる場合も少なくないとか。
まぁ自分はそこまで本格的にやるつもりはないので、見た目だけの問題なら人工水草(樹脂製のつくりものの水草。いわゆる偽物語)が腐らないし楽なんですけど、いくら柔らかく作ってあるとしてもしょせん作り物は作り物なので、金魚が引っかかって怪我したりするのも怖いです。特に魚類はまぶたがないですから、目に怪我を負ったら目も当てられませんからね。目だけに。
なのでここはやはり「本物」の水草にしたいところですが、とはいえアクアリウムの長い坂をのぼり始めたばかりの自分は当然ながら水草についてもまったくのド素人であるので、まずはどの水草を買えばいいのかの調査から。すると、初心者でも(つまりあまり手をかけなくても)扱いの楽な金魚水槽向けの水草、俗に言う「金魚藻」としては、北米原産の「カボンバ」、南米原産の「アナカリス」、在来種の「マツモ」などがあるようです。
そんなわけで最初は単に見た目(もさもさ感がなんとなく気に入った)だけでカボンバを購入したんですけど…どうも葉っぱがぽろぽろと取れてしまいます。栄養状態や日の当たりが悪いのかな? とも思ったのですが、日当たりよくしすぎると水温の変化が激しくなって魚の負担になってしまいますし、栄養状態についてはよくわかりませんけど、「肥料とか追加でやらんでも伸びる」のが初心者向けの初心者向けたるゆえんのはず…などと思ってまた調べてみると、どうやらカボンバはアルカリ性の水質にはあまり合わないそう。うちの水槽のpHを測ってみたところ、7.5くらい。弱アルカリ性です。そこまで敏感だったらあんまり「初心者向き」とはされない気もしますが、そうこうしているうちに何となく色も茶色くなってきてしまったので、次はアルカリを好む「アナカリス」を試してみることにしました。
で、このアナカリスは枯れたり溶けたりすることなく育っているのですが…。さすがに初心者向けというだけあってものすごい生命力。ライトもつけてないしこれといったケアをしているわけでもないのに、あっという間に伸びてしまいます。伸びても水面より上には出ずだらんとして柳みたいになってしまういので定期的にトリミングするのですが、切った部分をまたまとめて植えておくとその部分からもまた脇芽が出てきて伸びてきます。うちの水槽は砂ではなく砂利を敷いており、かつ水草を植えられるほどの深さもないため、いくつか束ねて水草用のオモリを巻いて沈めているのですが、その束がだんだんと増えていきます。メダカとアカヒレの水槽に「お裾分け」して、それがさらに伸びてもさもさになっている状態。おかげでメダカやアカヒレたちにとっては隠れるところができていい感じですが、それにしてもすごい生命力。確かに初心者向けというか、そもそも人を介する必要すらないんじゃないかというくらいです。
もうイラネってくらい増えまくってしまったので、最近は金魚水槽のはトリミングして適当に捨ててるんですけど、メダカやアカヒレは水草をたくさん入れてモサモサさせたほうが繁殖させやすいらしいので(水草でモサモサにすればすぐに繁殖するわけでもないみたいなのですが)、こっちはあえて切らずに放っておいています。でも、あまりモサモサさせすぎると今度はそのモサモサのせいで光が届かなくなった部分が枯れてしまったりもするので、適度なモサモサを保つようにはしてるのですが、最近生育不良?で落ちた葉っぱがけっこう水底に沈んでたりするので、もう少しモサモサを減らしたほうがいいのかも知れません。サモサ食べたくなってきた。
あとこのアナカリスのほかに、アカヒレの産卵床にするために、ウィローモスというコケの仲間を買ってきて、例の鉢底ネットを使って「ウィローモスマット」を作ってみました。「ウィローモスマット」というのは簡単に言えば、ウィローモスを平たいものに活着させると、そのうち芽が伸びてきてふかふかの絨毯みたいになり、そのモサモサが産卵の際の隠れ家になる…はずなんですが、作り方が悪かったのか、作って2ヶ月以上が経ってもいっこうにふかふかにならず、波平さんの頭みたいにちょぼちょぼな感じです。うーむ、これはいっそ作り直したほうがいいのかしら。