今回は私の生い立ちや人生観、挫折や失敗についてお話したいと思います。
私は現在開業カウンセラーとして活動しながら、カウンセラー専門コンサルタントとして、カウンセリングで独立開業をしたい方のための【オンラインカウンセラー集客講座】
ネットやパソコンが苦手な方やカウンセリングに専念したい方のために、集客の仕組み作りを代わりに作る【集客代行サポート】
現場で必要なカウンセリングスキルを学べる【カウンセラー実践講座】
悩みや苦しみを気軽に話せる場として心の専門家のいる【「悩みごとカフェ」のサイト運営】
開業カウンセラーのメンタルサポートとして【カウンセラーのためのカウンセリング】
などを行っています。
そもそもカウンセラーになったきっかけは育ってきた家庭環境が強く影響しています。
両親はもともと学校の教師。
父親はマジメで躾に厳しい人
ゲームはおろかNHK以外のテレビは見せてもらえない
感情の起伏が激しく、自分の思い通りにならないと家族に暴力を振るう
母は世間体を気にし家庭の問題にフタをして、子供たちがSOSを出しているのにそれを受け入れようとしない
そして父から激しい暴力を受けた兄は10代の半ばからその怒りを爆発させ、妹や母親に暴力を振るようになる
朝から聞こえる怒鳴り声や食器が割れる音
強いストレスから私自身妹に暴力を振るってしまったこともありました。
暴力の支配する家庭
常に緊迫感が漂っている
一歩間違えれば「死」
当然家庭には居場所がなく、
高校生時代は
皆が寝静まってから、
家に帰るような生活を送っていました。
15年以上も暴力のある環境で育ったので、
徐々に人間不信や対人恐怖が強くなり、
対人関係が非常に苦痛なものになっていきました。
故に10代半ばからうつ病や不安症にもなり、
大人になってからもアダルトチルドレンや
HSP気質に苦しむようになりました。
傍から見たら普通の家庭
でも家庭の中は暴力が支配している
生きる希望もなければ、死ぬ勇気もない
できることなら消えてなくなりたい
漠然と30歳までは生きていないだろうと思っていました。
その一方で変わりたい願望が非常に強く、
・自分が変わるために、
・自信をもてるようになるために、
色々なことをやってきました。
その一例をあげますと、
・飲食店の開業に携わるも、オーナーとケンカをしてクビになる
・心身共に鍛えれば変われると思って自衛隊へ入隊するが、組織に馴染めずうつ病になる
・会社員時代トップ営業になるが、対人関係が苦痛で転職を繰り返す
・完全実力主義の夜の世界で働き月収100万円以上を稼げるようになるがさらに体調が悪化する
他にも
・精神科や心療内科、薬物療法
・テレビに出るような有名な医師の治療
・数百万円もする自己啓発教材を購入
・一発逆転を夢見てネットワークビジネスをやるが借金を作る
・感銘を受けた作家や空手の世界チャンピオンに会いに行く
など自分が変わるために様々なことを実践してきました。
でも変われない
どんなに仕事を頑張っても
お金を稼いでも
自信が持てない…
どこに行っても、
何をしても
自分の居場所が見つからない
側から見れば普通の人間。
本当は苦しいのに
気づいてほしいのに
助けてもらいたいのに
笑顔で自分の苦しみを隠していました。
自分の引きつった笑顔
どんな表情をして笑っているのだろう
笑っている自分が苦しい
複数の中にいると身体が硬直し、
締めつけられるよな圧迫感と息苦しさを感じ
その苦しみから逃れるように人を避けていく
本当は普通に話がしたい
みんなと楽しく会話がしたい
でもそれができない自分
普通に話せない自分が情けない
周りが当たり前のようにやっていることができない
【引きこもり】
やがて引きこもり生活を送るようになりました。
苦しくて、悔しくて、情けなくて、
布団の中で何度も涙を流しました。
頬に伝わる熱い涙
自分はダメな人間
弱い人間
生きている意味などない…
どんなに頑張っても
何をやっても空回り
やればやるほどダメになっていく
でも変わりたいという思いだけは少しだけ残っていました。
(今なら変わろうとするほど苦しくなっていくことがわかるのですが)
その頃これまでほとんど読んだことのなかった本を数千冊読みました。
心理
仏教
ヨガ
自伝
成功哲学
経営哲学
人生哲学
などこれらの本を読んでいくことで、
人々にプラスの影響を与えている人は、
過去に必ずなんらかの苦悩を抱え、
それを乗り越えた時に
何かを生み出す力に変えている
ということがわかってきました。
その頃から家庭内暴力や依存症に
関する本も読むようになりました。
それまでは
人間関係がうまく築けないのも
うつ病や人間不審、対人恐怖が強のも
・自分が弱いから
・ダメな人間だから
と自分を責めてばかりいました。
それが本を読んでいくことで
悩みや苦しみの根本原因が
子供の頃の家庭環境にあったのだと
ハッキリ認めることができるようになり、
自分を責めることが減っていきました。
そして自分一人の力では解決できないことを
受け入れ人の助けを借りました。
これまでの苦しみや過ちをさらけ出しました。
自分の思いを十数冊ものノートに吐き出しました。
自分の弱さや醜さを嫌というほど感じさせられました。
【あるカウンセラーとの出会い】
そんな時あるカウンセラーの本に出会いました。
そのカウンセラーは
・家庭内暴力
・子育て
・アダルトチルドレン
以外にも暴力やDV、犯罪など
加害者側のカウンセリングもやっていました。
世間一般的に見れば「悪」と呼ばれるような人たちに対しても、
同じ目線に立ち、どんな人に対しても真摯に関わる姿に惹かれました。
そして本を読み終えたときには
このカウンセラーからカウンセリングを受ける
と決めていました。
そして何度かカウンセリングを受けた最後に、
「人は人から受け入れられることで、
自分を受け入れられるようになる。
自分の中にカウンセラーが育つんだよ」
と言われました。
カウンセリングを受けたことで
生き辛さからは解放されていきました。
この経験を今度はかつての自分と同じように
苦しんでいる人のために活かしたい。
そしてカウンセラーになる決意をしたのです。
【集客の壁】
熱い思いを持って始めようとしたカウンセラーですが、
まず「集客の壁」にぶつかりました。
ネットで検索をすると、
集客に関する情報が膨大に出てきました。
・まずはホームページが必要
・無料ブログから始めろ
・無料ブログならアメブロがいい
・アメブロはSEOに弱いのでワードプレスがいい
・今ならFacebookだと集客できる
・インスタやTwitterがアツい
・いいねをしろ、まずはフォロワーを増やせ
その頃は集客に関する知識が全くなく、
何から始めれたらいいのか分からないので、
良いと言われているものは手当たり次第実践していました。
介護の夜勤と居酒屋のバイトをしながら
空いた時間でブログやSNSを投稿する毎日
朝起きてメールを確認する
今日もお申し込みが来ていない
あの頃は毎日が不安で
悪夢で目を覚ますことが何度もありました。
これは私だけではなく、起業当初
ほとんどの人が似たような経験をします。
①ネットで情報収集をする
②初めはお金をかけたくないので自分でやってみる
③なかなかお申し込みが入らない
④自分のやっていることが不安になってくる
⑤別の集客法を探す
⑥それでもこない
⑦自分一人の力では限界を感じ有料の講座を受ける
⑧それでもこない(カウンセリングには合わない集客法)
⑨騙される 諦める 病む
【有料講座で借金120万】
そして自分一人でやることに限界を感じ、
有料の集客講座を受けることにしました。
しかしここでも大きな問題がありました。
それは集客を教える講座やコンサルタントは大勢いるのですが、
そのほとんどが
コーチ
コンサル
セラピスト
士業
店舗系
など他業界の集客に向けたもので、カウンセリング業に特化した
集客法を教えている人がほとんどなかったのです。
中にはカウンセラー専門を名乗るコンサルタントもいましたが、
そのほとんどがカウンセラー経験のない人でした。
今ならどんな人から学べば結果を出せるのかわかるのですが
当時の私にはそれがわかりませんでした。
なので
・流行りの集客法(SNS集客)
・楽して、簡単に
・3ヶ月で100万円
などの甘い言葉に誘われ、
カウンセリング業には合わない集客法をマジメにやり続け、
やってもやってもお申し込みがこないという悪循環に陥入り、
気づいたら借金が120万円になっていました。
この先どうしたらいいんだろう?
もう諦めるしかないのか・・・
【カウンセラー専門コンサルタントとの出会い】
そんな時にカウンセラー専門のコンサルタントに出会いました。
その方は10年以上開業カウンセラーとして活動しており、
実績も出されている方でした。
まずはメルマガを読み始め、個別相談や有料講座に参加する中で、
他のコンサルタントからは絶対に学ぶことのできない、
カウンセリング業に必要な集客法や運営法を学びました。
講座料金は70万円と当時の私には大きな買い物でしたが、
そこで得たものはその何十倍もの価値を生み出すものとなり、
その年に初めて年商1000万円を超えることができました。
しかしここでもある問題点に気づきました。
それは私よりも明らかに知識や経験の高いカウンセラーが
ネットやパソコンに関するスキルやビジネス経験が浅く
集客が出来ず、たとえお申し込みが入ったとしても、
次に繋げることができず、悩んでいる人がいる
という事実に気づきました。
そして集客で出来ないためにカウンセリング業をやめてしまった人も
何人も見てきました。
こんなに高いスキルと熱い思いを持ったカウンセラーが
集客でできないために事業をやめてしまうの
そんなの勿体無い。
もっとシンプルでわかりやすくて、
どんな人でも実績の出せる方法はないか。
そこからさらにカウンセラーの集客に向けた集客法を研究し、
それに300万円ほど投じてきました。
【カウンセラーに特化した集客術】
そしてインターネット広告に出会いました。
カウンセラーに特化した、面倒なブログやSNS、ホームページがなくても、毎月の売上を安定させる、シンプルでわかりやすく、成果の出しやすい、集客方法を生み出したのです。
カウンセラーとして独立し、継続的に売上を安定させるためには、
カウンセリングの資格や技術だけでは絶対にやっていけません。
必ず集客やセールスの方法を学ばなければいきません。
ビジネスを学ばなければ、カウンセリング業はやっていけません。
ビジネスとは、あなたのカウンセリングを必要としている方にあなたのカウンセリングを知ってもらい、クライアントの不安や苦しみを取り除いてあげること。
だからこそ
シンプルでわかりやすく誰でも実行できるものだけを作ろうと思いました。
カウンセラーがクライアントの心に向き合うためには、
カウンセラー自身の心も安定していなければなりません。
いつも売上にビクビクしているカウンセラーが
いいカウンセリングをやることは難しいです。
カウンセラーの心のゆとりが大切です。
なので私自身がいま現在、うまくいっている方法をリアルタイムで教えています。
私自身が経験してきたことを少しでもお役に立てればと思っています
そして悩みを気軽に話せる文化を作っていきたいです。
私は
①悩みを気軽に話せる文化を作る
②悲しい暴力の連鎖をなくす
③苦悩を乗り越えた心の専門家を増やす
こういった思いがあります。
日本ではまだまだ、カウンセリングを受ける=病気(心の弱い特別な人)
というようなマイナスのイメージが強く、カウンセリングを受けることに抵抗を
もっている方々が大勢います
そんな人たちがもっと気軽にカウンセリングを受けられる場を作りたい。
そのためにはカウンセラーが安定した生活ができるようにならなければならない
そんな思いもあって、自分の経験が少しでも役立てればと思い、
いまもカウンセラーとして活動しながら、
カウンセラー専門コンサルタントとして活動しています。
そして自分が苦しんでいた時に、助けてくれた人がいたことで私は救われたました。
そして今度はその経験を活かし、かつての自分と同じように苦しんでいる方のお手伝いが出来ればと思っています。
暴力はまた別の暴力をうみ
自他ともに苦しめる
そんな暴力の悲しみの連鎖を食い止めたい
そして自分の苦しみを克服できた時には
今度は別の苦しんでいる人の手助けをする
このようなプラスの循環を作って行くのが、わたしの夢であり使命であると思っています。