傾聴やカウンセリングでの共感的理解の意味 | カウンセリング起業と傾聴力の「臨床カウンセラー養成塾」

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共感的理解というと、その言葉の意味は説明されますが、説明自体極めて漠然とした、ピンとこないものです。


よくある説明として「クライエントの世界を、あたかも自分の世界のように感じる」というものがあります。


あなたはこの説明で「腑に落ちた」「ピンとくる」といった感じになるでしょうか?

 

共感的理解とは、カウンセラーの応答によって確認できるものなんです。

 

クライエントの話をカウンセラーが聞き、カウンセラーがどう理解したかをカウンセラーの言葉にして返す。


その言葉(応答)を聞いたクライエントが、まさに自分が言いたかったことそのものだという反応が内側から起きているのを確認できたとき。


その時、初めて共感的理解が(そのやり取りにおいては)成立したといえるわけです。


しかし、多くのカウンセリングの指導では、こうしたことが伝えられていません。


ですから、共感的理解の意味は何かという話でいえば、その意味を辞書的に説明できたところで、実践には何も役に立ちません。


それは野球のバッティングとはと、辞書的な意味を説明できたところで、それだけでは実際にバッティングができないのと同じです。


「共感的理解の意味は?」と、心理の資格試験のペーパーテストで回答できれば良い・・・というのであれば、それでも構いません。


しかし、実際に共感的理解を自ら実践できる必要があるのであれば、どうすれば良いのかや、どうすれば出来たといえるのかについて、自分なりの回答と実践が必要になるはずです。


次に共感的理解が現場ではどれほど重要かについて考察してみましょう。

 

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